<2270>「ウン、ミンバラ」

 身体がそこ、

 うん、、

 一度の振動のなかで、

 ふいに、

 底まであらわになって、、

 私はまた言った、

 しずかな、

 その風景の場所まで、

 知らぬ声でかけて、、

 また居る、

 またそのたまのなかに、

 あなたは自由に光り、、

 身体を分けて、

 ここまで来るのだ、、

 

 私は光のなかに居、

 そばへ訪ね、、

 ものは次々に回転する、、

 一度そこを見、

 全体に馴染む、、

 いまやその様子のなかで、

 私は育ち、、

 ひとつ生まれる、

 ミン、ミン、ミンバラ、ウン、

 オン、ソコニ、アルカラ、ウン、、

 ひとつのたたかい、、

 私は汗をかき、

 ここに集まっている、、

 しずかなヒのなかにかたまりながら、、

 それぞれで溶けて、

 順にかたまっていく、、

 なぜ、そこに溶けて、

 かたまっていく、、

 順に口振り、、

 身体の熱を伝えて、、

 私は来る、、

 私はものの奥からも来る、、

 ありとあらゆるもの、

 ふたつから、それを見ていた、、

 ヒのなかという表情をし、、

 それをひとりで見ていた、

 

 からだがはじまり、、

 ものの様子をそこで眺めていると、、

 いまに、

 どの声もまとまってきこえてくる、

 あなたはひとり、

 その声の集合に含まれてゆく、、

 ウン、

 成分なのだ、、

 この、ひとつの勢いの、、

 それは、誰が決めたこと、、

 いいや、(ア、イイヤ)、

 生きているとしずかにここへ着くだけ、、

 ウン、ミンバラ、、

 わたしはここへはじかれる・・・