ひとつかみの、、
あ、
これは潤いのなかなのか、、
あたしは果たして駆けていくばかりの、、
その光景により、、
私は見る、、
物事の隙間、、
ん、
(ン、ン)
すっかり入る、、
知らない、
少しは知っている、、
あ、
近づく、、
ものごとのなかへ、さらに、、
近づく、
これは散らされた、
もののなかなのか、、
呼吸する、
少し育つ、、
ひとつの視線の、
なかで育ってきていた、、
それらは回転、
それらは目覚め、、
ものが声のなかに続く、
今や膨ランだ光景、、
そっくり入る、
俺はただ、、
物の味に接近していくのだが、、
これはなにだ、
これはどれだ、、
私は剥がれ、、
身体のなかで、あたたかくなっている、、
つながる、
揺れている、、
私は近づく、、
チ、
(ン、)
少し知れた、、
あの身体のなか、
ものが垂れて、、
徐々に来ていた、、
私は戻り、
音を掛ける、、
カチリ、(カチリ)、カチリ、、
あ、
風景たち、、
見ている、
静かな底を知り、、
今見ている、、
今新しい空気に出て、
ここを見ている訳だけれど、
長い、
その振動は、長い、