<2278>「普通時のまたたき」

 あたりまえに、

 あなたはその印のなかで、

 膨らみ続け、、

 あたしもその印を見つけた、と言っては、、

 はしゃいでいるところへ、

 まっすぐに駆けました、、

 これはなんという回転、

 なんという月日のなかなのでしょうか、と、、

 ひとり疑問におもう、

 ・・・

 ほら、

 あの回転時のなかへ、、

 何もかもが生きてあらわれてくる、、

 それぞれの姿はどこだ、と言い、

 確かにあらわれてくる、、

 

 あなたのアンはどこだ、

 なにだ、アンは、、

 しらない、

 私はアンではなく、、

 もののなかに見える光であり、

 なにごと、、

 なにが揺れてここにある、、

 私は気がつかずに、

 ここを振っていた、、

 ものが全て見えていた、、

 あのはなのなかに、、

 幾度も生まれた、

 幾度も生まれる、、

 種が見える、種が見える、、

 さらにそのさなか、

 ものたち、ものたち、、

 うんでいく、うんでいく、ウンでいく、、

 ひらかれる、、

 殻だけになる、、

 はげしい、、

 わたしはこの正面で生きて、、

 ちょっとずっと、生きて、、

 今にはたらく、

 今にこの通い合いがしらされる、、

 あ、

 普通時のまたたき、、

 身体が全部であり、

 あたしは有限回、、

 そしてまた身体を持ち、

 ひたすらに進んだ、、

 

 ものを見て、うみ、、

 からを見て、うみ、

 うみ、わかれ、ふえて、、

 届き、

 はなつ、さけぶ、、

 ここへ、たれて、、

 姿、いつも、みずの、なかで、、

 声を、声を、

 泡よ、声よ・・・