その男の手から、
今まさに漏れ、、
今また全てを変える、
変えた身体から、、
あなたは光り、
あなたはまとまる、、
うん、
私は馴染んできた、その空間に、少し、
始まってきてもいた、、
捨てた人として、
ここにあらわれること、、
私は何を嘆いたらいい、
嘆きなどもっていない、
ワタシハ、ナゲキナドモッテイナイ、、
ただあたりまえの時刻にいるだけだ、
このテンポで始まって、
ここにいるだけなのだ、、
あなたは、看板になった、、
さびしい、、
しかしひとりで静かに立っていて、
そう悪くはない看板に、、
人間でなくなろうとする、、
その隣で人間でなくなろうとする、、
そのまた隣で人間でなくなろうとする、、
ひとりの声がする、
身体の、中に貼られた、
その肉声をくだき、、
ちょうどよいサイズのものを、、
どこまでもしがめ、、
声を、声をしがみなさい、、
私は夢中になったり、
その線の振動から外れたりした、、
今の肌を持ち、
明らかに、
身体ごと外れたりした、、
うん、
もののなかにいるよ、
今、声のなかにいるよ、、
そこはどんな味がする、、
私は線のグラデーションを想う、、
悪はどこにある、、
私は声をしがむ、、
平らなところはいる、、
それぞれのデプス、
辿る糸があり、
ゆっくりと巡り、
そのなかで生まれるものがあり、、
どこまでも届く姿があり、
私があれば、、
良い、
日に、日に新たに、
私は駆けるでもなく、、
まろぶでもなく、、
自体をしがみ、吸っていく・・・