2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<2250>「身体、物」

その肌のために、、 私は続き、 その肌のために、 ん、 なにかのためであったろうか、 生きていたい、 生きて学びたいということが、 なにかのためであったろうか、、 私はただ吸収し、 おうふ、と吐き出す、、 連続するものではなかっただろうか、、 そうち…

<2249>「声を、響きを、」

合わさって、 また、、 知らせる、、 私は等しい声になり、 ここへ漏れ出てきたのだった、、 ものごとの声のなかを探り、 私はここに出てきていた、、 うん、 あたりまえの回転の仕方、 私は付き合い、、 その騒ぎを待った、、 どこから出て、 この騒ぎに触…

<2248>「時日の見た目」

存在の中の、 事の、、 見事な回転に、 あなたは合わさり、、 あなたは先を見、 ここで呼吸する、、 幾度も、呼吸し、 長く、長くなり、、 ついで、滲む、、 またどうしようもなく生まれて、、 幾度もきく、 こんな身体を持ち、、 はっきりと、 端まで来た、…

<2247>「風から漏れて」

集まるのか、、 私が声をしたそばから、、 ものごとの続き、 ひろい場所に、、 それぞれで住んで、 それぞれで声をする、、 なにだ、 はっきりとした時間へ、、 あなたは来てください、 身体をここへくださいと、、 そう言っているのだろうか、 ここへ、見え…

<2246>「快、温度へ」

そこにいくつもの時刻、、 私は振れて、 しずかに、、 その内側でもはじまりながら、、 私は各方面に、 揺れを向ける、、 揺れから成る、 私は手を見る、、 手は生まれる、 生まれた勢いの、 その粒からなる、、 時刻と言えるところ、 私は声を出す、、 いく…

<2245>「種と朝」

種は、ひとりで終わりを待っている。 私は、夜を担いでいく。 種は、種で、終わりを待っている。 ちょっと。 ちょっと。 種は、待ってくれないか。 同じ朝のために。 ・・・ 同じ朝のために、もう一度だけ、待ってくれないか。 そして、 もう一度生まれてく…

<2244>「日のなかで、悲しいのだろうか」

おそらくあなたは、 簡単に浮かんだはずで、、 簡単に浮かんだまま、 ここらを、、 静かに通ったはずで、、 ものごとが、あたりまえに、、 私のなかで生まれ、 私はそれを過ごし、、 始まる、 日に、始まる、、 あたしは悲しいのだろうか、、 いいや、 なに…

<2243>「男が、時間の中に立っている」

あたしはその視線に紛れて、、 いまや、 簡単に生きている、 生活というのはなんでもないものだ、 現実で、 現実の言葉を話そうとして、 まったく沈黙してしまう、、 微笑みで、沈黙してしまう、 私には生活がある、 しかし、 その流れのなかで、 生きている…

<2242>「現実が、夜より暗いとき」

現実が、夜より暗いとき、 私は、 目を、開けているのか否かが分からず、 ただ、 風が暖かいことだけを知る、 現実が、夜より暗いとき、 私は、 湿った布団の中に 転がり、 こんなに呼吸をするまでに、 水がいくらも必要になったのだろうと、 目覚めて思った…

<2241>「生まれた人間は、呼吸を求める」

知らぬ日に、 身体が用意され、、 どこへも、、 存分に揺らいだあと、 あなたは静かにはじまり、、 その流れを見、、 静かに声をかけ、、 色のなかでぶつかる、 こんなところまで生きてくるもの、 あたしが肌を変えたあと、 こんな方面までのびてくるものを…

<2240>「まともに、生の、線が多く」

醒めたばかりで、、 うん、いまに、ひとつと、 言う仕草、、 あたしはその姿勢を持ち、、 諸方へ揺らぎ、 どうしても、当たり前に、 この方向へ、帰って来てしまう、、 その流れを経て、 当たり前に、 ここで生きてきてしまう、、 その流れを、、 身体にたっ…

<2239>「日々のなかでさびしいと、」

なにがある、、 辿りに、 静かについて、 ものは見事な身体を見せる、、 なにかが印になり、 ここへ始まっていることを、 私は知る、、 私は零です、 と言っても、、 自身で、 少しもピン、と来ていないようで、、 むしろ、 この容器が確かになっていくのを…

<2238>「もののはずむ先」

確かに、 このハに、、 揺れて来たか、、 あたしはこの空間の、なかに、、 置かれて、 ふいに、、 声を出したくなった、、 からだのなかに生まれた、、 ものがある、、 はずみで時刻に、 ふれているだけだとして、、 あなたはこの領界内にいて、、 こちらへ…

<2237>「水はぬるく、振動に混じれる」

なにようだろう、、 どれ、 それぞれの、、 まったくしらないところから、、 これは見えてしまう、、 私のなかにどうにも出てきてしまう、、 それぞれが回転し、 浮かぶだけ、、 受けるだけ、の、、 仕草のかたまりに、、 ひとつで入る、、 ひとつで染みる、…

<2236>「私が欲しいのは」

私が欲しいのは、 それがのちに夢に変わる時間で 私が欲しいのは、 現実の隙間、 こんな場所で生きていたとは思えないところ、 私が欲しいのは、 ただの柔らかい風で、 この風があれば もう人の呼吸は聞こえなくてもいい、 この風があれば、 私は半分、 生き…

<2235>「名前のない男は」

名前のない男の人は、 物語を失って どこから来たろう。 ここでも当たり前に、 全ての人と過ごした。 永久に名前を失ったまま 全ての人と過ごした。 それは私も知っている季節に違いない。 けれど、 あなたは名前を失って、 故郷から漏れてきた。 から、から…

<2234>「場所は渦、沈黙も、」

はただ、 なにがだ、、 この空間に息していることが、 それらが、いくつも、、 ここに回転していることがだ、、 ああ、 私は零の場所にいて、、 あちらこちらから、声を、、 運ぶ、、 下に、生まれ、、 あたしは鉄の渦に同じ、、 そこから感触を得、、 ひと…

<2233>「身体をアけよう」

呼吸をする、 また招ぶ、、 どこから来たのかも分からずに、 そのなかへ行く、 そのなかから透明になる、 はっきり見える、、 次々に映る、 どう、と、、 もののなかできこえて、、 隅々まできこえて、 うん、 私は跳ねていて、、 短いリズムのなかで、、 た…

<2232>「あっけない身体」

今やそこで時間を見て、 それぞれに、 しずかにはじまり、、 私はどこまで揺らいでくるのか、、 はっきりとは分かっていない、 なにがさわいでいて、、 なにがつながる、 もののなかの様子が、 私の方へまっすぐに来て、、 いくつもの姿だと、 ここへ声を揃…

<2231>「私、泡の騒ぎ」

私、私、 話す話す話す 揺れる揺れる揺れる揺れる あ、 じと、・・・とする あ 私の時のありように じと、・・・とする あなたはのびる その意識のなかで ひらいて 回転して 私はのびる 宙に散っていく 身体ごと、 まだ、あたたかい水はここにあるけれど、 …

<2230>「また溶けて別の身体」

ひとつの困惑した時刻に、 あなたの姿は流れてきていて、、 私は正面に入り、 それを見ている、、 なにだか、 静かな空間から、 それを見ている、、 からだを今の情報時に、 ぴたっとはりつける、、 なんだ、 どこからきた身体の流れなんだと、、 ひとり驚き…

<2229>「あなたが人間になり始めたので」

あたしは集まり、 今知って、 今くれて、、 道理で透明な、、 道理で沸々と、 このなかで立ち上がってくるなかに、 あなたは居る、 あなたは正面、、 交流を不可能にする、 事は出来ない、、 いつだってここに育ち、 ここの、 記憶をあらたにする、、 あなた…

<2228>「身体のどこ」

それはあなたの表情になる、、 からだならからだだけ、 徐々に入る、、 ものの先を見つめていることで、、 私は回転する、 その先々を見ていて、、 私はしずかに声を出した、、 ここからいくつも巻いてくるのをしらず、 きくのもしらず、、 どこからの声なの…

<2227>「私が漏れる量」

私はまだ、ものを知らない、 不安になって、 ひとつひとつをたくわえてゆく、、 分からないままがちゃがちゃとさわってゆく精神、、 あ、 なんだか粘るとか、 根気とかも、、 もう言わなくて良くなってきているようで、、 私はいつでもここに入れる、、 それ…

<2226>「動く、沈む、磨く」

知らない場所へ来て、 次々に回転してみせる、、 あたしが声を掛けたら、 ここは名前を告げる、、 いつからその、 静かに、 動かないものを獲得して、 ここへいるのでしょう、 私は、 ここがあまりに無音なので、 ちょっと驚いていた、、 どこから連なる、 …

<2225>「生まれたばかりなのだから」

生まれたとき、あなたには何もない 周りには全てのものがある あなたが生きていると、あなたには風が出来る 水ができる 泡ができる そうして周りのものはひとつ、またひとつと 確かに消えていく あなたがひとりで空白の地点に立っているとき、 あなたの周り…

<2224>「始まりがある」

は、 にじむ、、 この先に次々に身体が出来て、、 私はこのもののなかに、 そっくり入る、、 今いくつもの種をひらいて、 そこに混じるのに、 あなたは驚いているのかもしれない、、 このような不思議な、 回転のあることにあなたは、、 驚いてみているのか…

<2223>「黒と黒」

星がひとつ消え、宇宙の微笑みが大きくなる。 私は瓦礫粒のなかに声を見出し、 その微笑みを了解する。 ひとつ、 あ、 瓦礫のなかに私の笑みがある。 崩壊のなかにしずかな太陽の暖かさがある、 皮膚にだけ声はきこえる。 私は砂粒からそれを招ぶ、、 それは…

<2222>「想像の泡の手、自身」

いまもその線、 その表示のなかに、 身体をまじえ、、 私は素直に、 ここで頷く、 からだははやくなり、、 私はどこまでも存在になっている、、 あ、 静かにあらわれていたのだった、、 指を通して、 あたしは熱の走る、、 しずかな揺らがりに、 そのままわ…

<2221>「水のたのみ」

今や水から順にひとつの声のする、、 その、 ひとつの場所の香を確かめながらで、 私はいました、、 む、 んん、 そのなかの声といえばあたりまえに太い、、 私が知っているいくつもの流れの、 その丸い中心、 ひたすら振動だとその端で言っている、、 から…