そこにいくつもの時刻、、
私は振れて、
しずかに、、
その内側でもはじまりながら、、
私は各方面に、
揺れを向ける、、
揺れから成る、
私は手を見る、、
手は生まれる、
生まれた勢いの、
その粒からなる、、
時刻と言えるところ、
私は声を出す、、
いくつもの膜になり、
駆け出す、
始まる、、
そんなところから、、
あたりまえに渡って来て、
一体、
どう声をするつもりだろう、、
と思った、、
私は振り返り、
その声にかかわった、
線たちを見ながら、、
不思議そうにして、、
こちらへ歩いてくるものにも、
等しく声をかけて、、
簡単にあらわれていた、、
あ、
まっすぐに、
時刻に集まり、、
身体を続けて、
身体を受け、
ひとつの、
はげしさのなかに帰る、、
からだの快のなかへ帰る、
あたしはものを見るのに、
どこか、
ぼうっとしてきて、、
気がついたら、
違う時刻へはじまっている、、
そのそれぞれがここにありました、、
私は戸惑って、
順に声を、
ここへさしたりしていましたが、、
分からない、
分からない鈍さ、、
このまま、こうして、、
もう少しにぶくなろうかしら、、
などと思ふ、、
はじまった時刻へ、
もう少し波を寄せてみようかしら、、
身体のそば、、
具体的な温度の人・・・