おそらくあなたは、
簡単に浮かんだはずで、、
簡単に浮かんだまま、
ここらを、、
静かに通ったはずで、、
ものごとが、あたりまえに、、
私のなかで生まれ、
私はそれを過ごし、、
始まる、
日に、始まる、、
あたしは悲しいのだろうか、、
いいや、
なにかそんな話は、、
今はじめてきいたというような気がする、、
私は生まれたばかりで、
この場所へ流れてきて、、
まったくそれぞれに、
浮かぶ粒の泡を、、
見て、
きいて、
育てる、、
なにか分からないものを摑む、
そうじゃないか、、
決して摑まされたとは言えない、
摑みに行ったとも言えない、、
しらぬまに、手の中にあって、
それを不思議だと思いながら、
やはりゆっくり馴染ませて、、
そのそれぞれに、、
均等に生んで、
私は、そこのそれぞれに、
静かに並んだままになる、、
あ、
しずかな太陽は駆けて、、
今にひとつの身体、、
私はまとめて、
もののなかへ、
この静かさが、何でもないときと、、
大変な重さであるときが、あり、、
私は暮らし、、
そのなかで、いろいろと工夫を重ねて、
しかしその中身には触れない、、
あたしは風の温度を確かめるだけ、
ここと一緒になるだけで、、
ものも次第に明らかになりながら、、
からまる、、
あ、
時刻が、、
次々に絡まる、、
私は行方を追っている、、
この、
身体の行方を、、
順番にこの場へきこえる、、
私の行方を・・・