<2233>「身体をアけよう」

 呼吸をする、

 また招ぶ、、

 どこから来たのかも分からずに、

 そのなかへ行く、

 そのなかから透明になる、

 はっきり見える、、

 次々に映る、

 どう、と、、

 もののなかできこえて、、

 隅々まできこえて、

 うん、

 私は跳ねていて、、

 短いリズムのなかで、、

 たまり、、

 水みたいだったり、

 バネみたいだったり、、

 ただの肉だったりする、、

 

 そのからだのなかで、、

 えい、

 上手く使い方が分かり、、

 必要以上に跳ねる、、

 からだが生まれる、

 あ、

 遠い、、

 分かりにくい、

 何の情報かも分からないまま、

 流れて、

 分かりにくい、、

 肉がこうした状況に、

 あたりまえに生まれてくるものでしょうか、、

 そうでしょうね、、

 あたしは振動に対して、、

 視線はまっすぐ、

 身体はあたたかくなり、、

 もののなかを静かになって見ている、、

 うん、

 身体をアけよう、、

 こんなところで感じるのは、

 その声、、

 あたしがその先を見つめる、、

 

 なに、

 粘りのなかだな、、

 手をつけて、、

 構えて、

 その熱が動くなかへ、、

 求めて、入っていく、、

 入ってゆくと、

 そこで停止して、、

 全てがとまどって、、

 このままでとけてしまうぞ、、

 え、

 あたしは驚いていた、、

 この地、、

 どこまでもからだのなかに迷い・・・