<2250>「身体、物」

 その肌のために、、

 私は続き、

 その肌のために、

 ん、

 なにかのためであったろうか、

 生きていたい、

 生きて学びたいということが、

 なにかのためであったろうか、、

 私はただ吸収し、

 おうふ、と吐き出す、、

 連続するものではなかっただろうか、、

 そうちょうど、 

 そんな生き物であった、、

 

 物事を、

 どこかへ叩きつけるようにして行っても、

 上手くはいかない、、

 今日はここまで、という、、

 穏やかな言葉を抱き込み、

 先へ行こう、、

 なにかをするとき、

 始まりを大して意識せず、、

 そのまま、面へ出ましょう、、

 面ではあなたの声がきこえるはずです、、

 私はここに居、、

 そこの声の膜の、

 なかに入り、、

 安心して、

 安心していることももはや忘れ、、

 静かに眠っています、、

 この時刻が、

 まったく黙り込んでいるのを、、

 私はきき、、

 私は存在のなかで上手く溶けて、

 循環するときと、

 液が足りず、、

 ひとり困惑するときとがあります、、

 今はどうでしょう、、

 

 身体のなかにはものがたくさんあります、、

 なので、

 私なども、

 そこで困ったといい、

 印の数々を見留めうることがあります、、

 言葉はここで揺らいでいます、

 あたしはそのなかに入り、、

 背中の方で待機し、

 いまふっと呼気に混じり、

 確かな情報として流れるのです、、

 流れに乗り、、

 何故、何故こんなところまで出てきただろうと言い、、

 どちらを向いても私の方向ではないような気がし、

 道のなかで、、

 ひとり手足をぶらさげてみる、、

 あ、物だ、、

 私は、なんとも、物だ・・・