<2222>「想像の泡の手、自身」

 いまもその線、

 その表示のなかに、

 身体をまじえ、、

 私は素直に、

 ここで頷く、

 からだははやくなり、、

 私はどこまでも存在になっている、、

 あ、

 静かにあらわれていたのだった、、

 指を通して、

 あたしは熱の走る、、

 しずかな揺らがりに、

 そのままわたしながら、

 

 あ、

 日々のしらせの、

 そのふるえの、、

 まだものごともはじまっていないなかに、

 あなたは住み、、

 不思議そうにはじまり、、

 不思議そうに流れて来、

 また当然泡の身体、、

 また当然存在の半ばまで、

 駆け足で戻ってくる、、

 あ、

 なにか日々に、、

 こんな姿で、

 はじまっては戻ってくるなんて、、

 全く想像してみたことがなかった、、

 私は笑み、、

 ここへ揺らぎをかえす、、

 しずかな場所のために、、

 この姿をば、、

 あれ、この時刻だったかと、

 手で探りを入れ、、

 なにか皮膚のなかにがさごそと混じる、、

 そういった姿のあり方、、

 あたしははやい、、

 もっともっと液が欲しいと、、

 しらべでつげながら、、

 あたしははやくなる、

 

 もののみるもの、

 そのつくりの、、

 狭間で呼吸しよう、、

 私は次々に生まれていくに違いない、

 この晴れの日の、、

 確かな方向に、

 私は生まれてくるに違いがないが、、

 どこを揺れ、、

 どこを方法にする、、

 あたしはそれぞれをつかまえ、

 それぞれでかがやくよう、、

 光を入れた、、

 からだなどヒに当たるよう、、

 そっと声を入れた・・・