<2226>「動く、沈む、磨く」

 知らない場所へ来て、

 次々に回転してみせる、、

 あたしが声を掛けたら、

 ここは名前を告げる、、

 いつからその、

 静かに、

 動かないものを獲得して、

 ここへいるのでしょう、

 私は、

 ここがあまりに無音なので、

 ちょっと驚いていた、、

 どこから連なる、

 これらの時間なのだろうと、、

 

 現実の生活の、、

 その細部に着目する、、

 そして手で、

 それらを直接に磨くことにする、、

 磨く音が僅かにここいらに、

 ね、

 届くでしょう?

 私はなにかうれしいような、、

 そんな気がしていた、

 カロリーを使って、、

 ここにほうけるということが、、

 しずかな夢の中にいるということになりますか、、

 今立っている場所が、

 そう遠くないうちに、、

 夢になると知って、

 驚くようなことはありますか、、

 ずっとそこから回転してきて、

 ひとり驚くというようなことが、、

 私は順に生まれてきて、

 確かに同じ日々を形成しようとしても、、

 月日が、

 ダイナミックに移っていくことを、、

 たしかに感ずるだけなのです、

 

 私は居た、、

 短い月日に、

 確かな表情をして、、

 あたりまえにここに居た、、

 今たとえばそこに戻って、、

 そこであたりまえに呼吸することもできる、、

 しかし、、

 生活の線が外れているということを、、

 どうしても感じざるを得ない、

 と思います、、

 身体が確かに浮いて、、

 ここへ印をつけていたということを、、

 少し離れたところから確認することになります、、

 あたしは、

 ここに紛れて、、

 新たな粉の存在を、、

 確かめている訳ですが、、

 奇妙に回転し、、

 新しく生まれるこの場を・・・