2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<2220>「幕の、そこのなかの時間」

ええ、明らかにそこへ、、 私は手など、 ものにそって混ぜて、 ひとつの表情などの、 揺らがりに近づく、、 ここでものが見えて、 私はそこに近づく、 どこから見えていたんでしょう、 そんなことは、 私には分からないのだが、、 きれいにその幕の中へ、 入…

<2219>「隅に声や、粒を垂らし」

長い身体に、 なに、 あなたもひとつひとつ声をのぼらせていると言う、、 確かにそうだな、 私もそんな気がする、、 しずかに触れてくれたのだろ、、 私もそこにいたから分かった、 とくによくは分からないまま、、 潜る、、 ひたすらに、 声を頼りに、、 私…

<2218>「もの、触れ得る」

お前はただ日々に溶けておれ、 それから声を渡す、、 その振動に並んでいろ、、 それから肌を渡す、 ものが、特に、 ここを言い、、 私は驚いている、、 私はかつての風景に生まれ直している、、 そのからだ、、 しずかに生まれていて、、 あたしは歩をする…

<2217>「声の、印を漏らす」

ここで様子を知り、、 私は驚きながら、 それぞれへ、渡ってくるのだけど、 どこから、 このつながりは来ていて、、 私に続いているのだろう、 と、 ひとこと漏らす、、 そうか、 ここへきこえているものの、 その複数を、、 私は知っていた、、 そのひとつ…

<2216>「町とめんどくささについて」

Aという町があったとする。 そこに用があっていくらか通っていれば、Aという町だけと関係が生まれたように思う。 しかし、実際は拠点(ここでは仮にBとする)からAという町まで伸びた線と、その線の往復とから関係が生まれていたのだということが最近分かっ…

<2215>「よく溶けているね」

あれはただの装いで、、 私は、どこへ行くにも、、 その回転のことを、おそれていた、、 四方から、声がきこえて、 ここにはじまっている、、 私はそれを見ていた、 なにだか大層な、 回転の日の私、、 私は長々とその時刻を見つめ、、 そのなかにとける、、…

<2214>「なかの印を知るだけ」

あたしはただ瞬間ごとにここでざわざわと、 肌の中で歌っているだけなのだが、、 ものがひとりでに出で、 あれよあれよという間に出で、さわぎ、、 私は近くにいる、、 からだというからだのなかにいる、、 ものがここを目掛けて、 集まってくるのだ、、 私…

<2213>「等しい声と熱」

ああ、 こんなところへ来ても順に、 きこえるものはきこえて、、 あなたもそこに、手をのばしていますね、、 うん、 ちょっとやそっとのこととは言えない、 ひとつの波が、 ここへ生まれて、、 あたしはちょっと驚いている、、 こんな場所があったのですか、…