あたしはその視線に紛れて、、
いまや、
簡単に生きている、
生活というのはなんでもないものだ、
現実で、
現実の言葉を話そうとして、
まったく沈黙してしまう、、
微笑みで、沈黙してしまう、
私には生活がある、
しかし、
その流れのなかで、
生きているものごとの、、
音の、
頼りとは一体、、
男が、時間のなかに立っている、、
このまま立っていても、
当然人間は変化する、、
でも、
ずっと変わらないっていう、気がするでしょう、
そうなんですよ、、
私はどこに行きたいのかも分からない、、
小さな頃にとおった、
あたりまえの小道がある、、
知っている店がある、
それらは当たり前に閉じる、、
だんだんくさや花が多くなる、、
私は呼吸をする、
しばらくその時間に立ってみている、、
そうだ、
呼吸も、生も、、
なんでもないものではないのだが、、
確かにそう感じさせる、何かもある、、
ずっとあたしは零の人になりたかった、、
あそこで、
ひとり列から外れて、、
道の中であたたまっていたころから、、
雨がふっている、、
雨がふっていて、
男がひとり立っている、、
時間のなかで、
まわりの現実を忘れて、、
より、うん、より、、
文字に近づいたな、
例えば過去の時間と、
会うことは嬉しい、、
しかし、妙に落ち着いている、、
この時間はなんだ、
と思って、、
静かにさびしくなることがある、、
私は、、
歩道や、
人々の声のなかに、、
上手く身体を溶かして行こうとする、、
あなたも、そうする、、?