<2248>「時日の見た目」

 存在の中の、

 事の、、

 見事な回転に、

 あなたは合わさり、、

 あなたは先を見、

 ここで呼吸する、、

 幾度も、呼吸し、

 長く、長くなり、、

 ついで、滲む、、

 またどうしようもなく生まれて、、

 幾度もきく、

 こんな身体を持ち、、

 はっきりと、

 端まで来た、と言える、、

 その心持ちの、

 なかにまで来たと、、

 

 あたしは時間を握っている、、

 ここがどこなのかも分からないまま、

 表情を持って、

 ここに移っている、、

 うん、

 次々に移動する、

 次々に掛け合わされる、、

 ものごとの弾みが、

 ん、

 ざらりとして、、

 あたしは先まできいていく、、

 それぞれできいていく、

 長く生まれるために、

 確かな身体として、ここにあり、、

 その見事な膜、、

 見事な出来上がりかたに、

 ひどく驚いていて、、

 私はまた時日を繰り返し、

 同じ日々の、

 違う身体を作っていく、、

 うん、

 なにがいたろう、、

 静かに触れた人がいたそうで、、

 ある晴れやかな香り、、

 または見た目、

 ひとは順に育つ、、

 滲む、、

 

 ある一定の速さで、、

 私は来たが、

 来たという感じがしないほど、、

 ここは最初から、

 はっきりと私の中にあって、

 それで、私も驚いている、、

 こんなにあたりまえにあるものを、

 静かに見つめられるものかと、、

 ふう、

 そうかそうか、あった、、

 馴染む肌の静まり、、おだやかな流れというか、、

 それだ、