は、
にじむ、、
この先に次々に身体が出来て、、
私はこのもののなかに、
そっくり入る、、
今いくつもの種をひらいて、
そこに混じるのに、
あなたは驚いているのかもしれない、、
このような不思議な、
回転のあることにあなたは、、
驚いてみているのかもしれない、
姿が次々にあり、
今はない、、
あれ、
私は生まれたと言う、、
関係が逆転したから、ここに、
生まれたと言うのだ、、
あたしは振るえの先頭に、今立って、、
ここにはなにもないはずだ、
そう、
ここにはなにもないはずなのだ、と、、
ひとりで言ってきかせる、、
ひとつのものの存在、
それらがどこまで行っても不確かであると、
感じていたのは私が、
始まりに位置するからなのかもしれない、、
ここに記憶を持って風が、、
ひとつ吹くだけであるからかもしれない、、
私はその移動を確かに見ている、、
からだを徐々に集めて、ここに、
はじまる用意をする、、
あ、
しずかな場所からの景色、、
その他のなかに、
私からも同様に声をさせようと、
続く姿、
は、
揺らぎつつここへ来ていた、
私はものごとの先へ向かい、、
徐々に身体をあたため、
長い、日の姿に、、
同じように、
身体を合わせている、、
どこからも漏れてきて、
その案内に、、
紛れてきている、、
それらから手をして、、
ことばにし、、
もののなかに垂れて、
しずかな装い、、
それらから順にきこえて、、
ひとりでに生まれる、、
ものが次々に動く、、
あ、
しずかな手だな、あたし・・・