<2247>「風から漏れて」

 集まるのか、、

 私が声をしたそばから、、

 ものごとの続き、

 ひろい場所に、、

 それぞれで住んで、

 それぞれで声をする、、

 なにだ、

 はっきりとした時間へ、、

 あなたは来てください、

 身体をここへくださいと、、

 そう言っているのだろうか、

 ここへ、見えている人、、

 私は角を曲がる、、

 そこからなにが漏れる、、

 私が曲がったことにより、

 何が漏れ、

 何が残る、、

 

 漏れたものも、

 ここに集まってください、、

 私は隅々まで探りますから、、

 あたしが音を後にし、

 ここで過ごす、、

 からだをあつめてくるということに、

 ひとつの振動以上のものを知り、、

 そこからうたいをよこす、、

 そんな姿だと、、

 いまひとことで言えたようだった、、

 ものが続き、、

 ふたつの染みとなり、、

 いまあたりまえの姿、

 ひとつのものの前、、

 からだのなかがわ、、

 じっくり覗いてみてください、、

 私は具体的だ、、

 しかしそれはどこか、、

 遠いところの振動のようでもあります、、

 あ、

 確かなものの、

 いくつもの往復が、ここに、

 ちゃんと育っています、、

 

 私はいちいちめくれて、、

 身体の中に風、

 身体の中の風、と来て、、

 ここらへ当たり前に回転したと思うと、

 そこからしっかりと出てきた、、

 膨らんで、

 あたりまえのようにそこから、、

 うでを組んで、

 あたしはあたたまる、、

 考えが出来ていく、

 少しの振動で、徐々に育って、、

 つながってくる、、

 私は居た、

 転がった先に、なにものかの粒もあり、、