ヒの仕草のなかに入り、、
私は、
静かにここを聞こうとする、
うん、
ひとつやふたつ続いて、、
ここに、
次々にあとや印があり、
私はそのなかに入ろうとする、、
いまその印を見て、
なにだか入れたら、
どこに出てしまうのだろう、、
私は、
この姿のままどこにこぼれるのだろうと、
少し心配になる、、
今もまだ円の中であるという話だが、
それはどういうことなのだろうか、
私にもその印が分かる類いのものなのだろうか、
こちらに向けて、
時刻は来る、、
あたりまえの表情で、
そこに生まれ、、
あとはそこに聞こえるだけなのだ、
なあ、
身体はどこにあるのだろうか、、
響きになり、
行方になり、
雲になり、、
ひとつのたいらな線になり、、
生まれて巡り、
言葉になり、
言葉になったあとの静かな沈黙になり、、
あなたはここに姿をする、、
その同じ表情で姿をする、
あたしはここにほうけてきて、、
ものをまともに見ている、、
どこから来たのかは分からず、、
ただ、
同じように紛れて見せている、
ただのあなたの姿に、
印を、
なにもかもを知らせる、ひとつの印を、、
そこに置いてみてはくれませんか、
私は、
そんなことが可能になるとは思わず、
ただ惑っていた、
ここで踊るだけの物事、
ここでただ、
揺れていくだけの物事、、
そこにしっかりと住み、、
私は見つめる、
なにの印として、
ここを見つめる、、
私は奥の方へ手を置き、、
印の、しんとした姿に、かえる・・・