<2369>「開く、埋まる」

 人間を払う、その先へ、、

 あなたも入り、

 あなたも潜り、、

 次々に、生まれているこの身体、、

 私は出会い、

 同じようにして潜り、

 はじまる、、

 風景から、

 どこまでも、、

 はたらいて出てきたそのいくつもの音、、

 

 アーティフィシャルな、、

 この場の響き、、

 私は確かにこの場所を待っていて、、

 それぞれに、

 始まっているのだったが、、

 私はどこだ、と、、

 ひとりで考えているものの、、

 姿がよく見える、

 姿が次々にここへ始まっている、、

 集まりながら、つながっていく、、

 はたして、どこか、、

 このオンジョウが漏れる場所はどこか、、

 と、手を入れて、、

 なにかと確かめているように思えます、、

 私もそのさなかに、

 声を集めて、

 ここに立てることと思います、、

 それぞれの膨らみが、、

 今ここを、通過していく、

 身体はあたたまっていく、、

 あらたな時刻へ、

 そのままではじまっていく、、

 なに、

 しられた響きというもの、

 その全てが、

 ここに集まっては、離れ、、

 私の中で歌います、、

 これはどこの様相なんだと、

 私の中で歌います、、

 

 ああ、

 ある、晴れた、その興奮から、、

 私はまっすぐに降りてきて、

 そのなか、

 手のなかに埋まる、、

 ものが、よく、ここに、埋まる、、

 そんな光景を私は何故か知っていた、

 何故か知っているところへ、 

 いつのまに出て、

 触感を、確かめていた、、

 あれ、

 私の心臓の、

 そのなかの、

 めくれる時間の、、

 私のヒの、知の、振舞い・・・