<2359>「もの時、姿へ」

 そうして出る、

 いつもとならび、

 そうして、ちょっと、線上へ出る、、

 私は空白で、

 場所に、

 当たり前にいること、、

 そうして私は記憶の、

 生き物の、回転するところへ、、

 素直に出てくるものと見えた、、

 なにか、肌か、、

 声など多量になり、、

 そこかしこへ当たりながら、、

 確実に見えている、、

 あなたの、

 時間の行き来、

 私は構える、、

 

 ものはただ静かに、、

 あなたの領域内を見せて、、

 そこで声の立つものの、

 印の方々、、

 どこぞで手を握り、、

 身体を確かめておくのかは、ちょっと、

 私にも分からない、、

 この流れが、

 どこを目指したものなのか、

 私には・・・

 うん、

 その声の相まで、

 あたしは接近することを得た、、

 抱いて、

 またほつれて、、

 そのまま開拓する、

 そのまま翼をひろげて

 私はおしえられた時間にここへ着く、、

 何を確かめているのか、、

 少しも分からないまま、

 ものが順に、、

 この様子を生きてきた、、

 そうしたら、、

 私はつちを離れ、

 このものごとのなかに進む、、

 

 あたしはどこぞへ回転したあと、、

 その目眩のなかで、

 少し微笑んでいる、、

 ある遥かな回路、

 通路を持つ、、

 あたしはその場所の可能性となる、、

 少し時刻のなかに来はじめている、、

 誰を眺める、、

 わたしはそれぞれのなかを訊く、、

 身体が、ひとり、、

 熱量時のなかで、

 無言で、はしゃぐ、喜ぶ、、

 その先を踊る・・・