<2351>「声 ものに 溶ける 水を」

 青い宇宙は ただ都市の水の私が溶けていくのをただ呆然と見送るだけだった、、

 私は、泡のように複数だから、、

 この声は、

 いつものところのようにあなた、、

 ひと限りの水、、

 水があなたに触れて、、

 非常な光に満ちているとき、、

 私はきらめきのなかで眠ることをする、、

 私は肌をする、、

 身体のなかにたくわえられた水も、

 運動で、

 泡を立てて、、

 今泳ぐ、、

 今身体の騒ぎのなかで泳ぎはじめている、、

 からだなどここへ、、

 しられてはじまりながらのものなのだものな、、

 ほら、

 これは柔らかい、、

 あたしの記憶にとって柔らかいもの、、

 今に下敷かれて、、

 さわれる、、

 あなたの声のもの水のものだからさ、

 私はさわれる、、

 この、 宇宙の表面としか呼べないところで、

 あなたははしゃいでいる、、

 うん(うん)・・・

 いたでしょう、、

 うん、

 水が、声をして、、

 そこにいる・・・