なんだかものの内部で、
低く、低く生まれて、、
私にはそのまま声をするものと思える、、
なにが来て、
今そのもののなかに差す、、
ひとつの仕方、
ひとつの改まりが、、
身体を溶かす、
身体を繋げている、、
私は未明に咲いている、、
どこを頼りとしてよいか、分からないまま、
このつちの上に咲いている、
ものが見事に、
この風景のなかにふくらみ、、
それぞれの姿をしたあと、
またこちらへと渡る、、
もののあいだ、
液が素直に渡る、
私はその光景を見ていた、、
どこへ繋がるはずであるかは知らないまま、、
ここへ来ていた、
どうしたの、、
うん、それは分からない、、
惑う、、
のち、作られ、、
流れ、
いくつもの形になり、、
たしかめ、、
今またこちらを向いた、、
たくわえていたのだから、当然と言えば当然だ、、
私は時刻を揺らし、揺らしして、きたのだった、、
ここにその印、かけらが残っている、、
そういう残ったものに、
ある無表情で触っていると、、
ここが確かではなくなる、、
ここはどこか、
知らない人の物事のように思えてくる、、
そうして始まる、、
あたしは低くなり、、
このつちのなかにうわる、、
ものだから、ものだから、、
もう、
眠りを手にする、、
は、
姿ばかり、あり、、
ここにこぼれること、、
ここに声の通うこと、
今印という印を確かめ得ることに、、
私はそのまま驚いている、、
なにだろうここは、
ここの時刻は、、
なにをここに渡すのだろう、、
あ、一を見た、
姿の、一を・・・