<2354>「光線のひとつが明ける」

 なにだなにだ名の明けるなかに、

 ただあなたは居て、

 こちらを眺めている、、

 そんな月日に、

 あなたは居て、

 あなたはあたりまえに居て、、

 うん、その、そちらの様子が、

 はっきりと定まってくるではないですか、、

 ねえあなた、

 これはそうだと言ってみましょう、、

 私は私で、

 そのつちのはてまで行くのですから、、

 だってそれはそうじゃありませんか、

 

 私がその囲みのなかに流れて、

 あなたのところで声をするようになり、、

 そのまま時刻とともに離れていく、

 姿がはっきりとそこへ見えているのだと、

 あなたは言います、、

 あなたはこの地平のなかで言います、、

 まとまったものを投げ込み、

 ヒのなかで生まれ、、

 私は、少し、駆け、、

 そのもののマのなかへと繋がります、

 こんなふうに声をして、

 あなたはどこへ行くのだろうか、、

 声の便りには、はっきりと、、

 そのあなたの映像が、

 映り込んでいる訳だけれども、、

 あなたはぼうっとした、、

 その日々の揺らがりを、

 どうしますか、、

 どう混ぜ合わせますか、、

 私はふたつに揺れて、

 それもそのものと掴まえる、、

 そんな場所にいます、、

 

 身体が並んでいます、、

 あたりまえなヒの温度を持つ場所で、

 この身体は並んでいる、、

 どこからかもののエイを、揺らし込んで、、

 あなたはこの線に掴まれます、、

 なにだ、願いの、、

 そのなかにあるというのか、、

 私は分からないが、、

 次々にはじまった時刻の、

 その、はっきりとなかへ、、

 身体を持ってくるとは、

 思わないのですか、、

 私は開いたよ、

 開いたからにはそこから無数の光線が行くのでなければならない、

 行くのでなければ嘘だろう、、

 どうか、

 それはどうであろうか、、

 私はふたつの道が混ざり合う、、

 そんな場の、光線のひとつであろうか、、