ただのなかにある、その、、
私の記憶の、
その手のなかにある、、
私は見ている、
身体があり、、
そこへ始まる、、
まだ私はもののなかにある、その手を、、
ひとつ掴む、
これは手の中、、
私は、
ひとつの熱のなかで目覚めた、、
今初め、
呼吸の初め、
糸の初め、、
身体はやわらかく、、
今、ここを訊く、、
ただはてを見、
熱を見、
身体を駆け、、
この小さな領域で、
エンジンとして生まれる、、
ただ静かにあたるだけ、、
ここはもののマのたぎる場所、
温度でしかない、、
私は奇妙に分かれ、、
身体が育ち、、
もののなかが少しく濃くなっている、、
見えた、、
何かが黒く、、
私のなかを次々に流れ、、
あ、
またこのコ、・・・コ、
コのリズムだ、、
あてはなく、、
辿るべきすじなどもないまま、、
私はここに来ていた、、
知られた肌から、
ここが、言葉に静かな様子を見せ、、
私は、笑う、、
笑う、
笑う、
はじかれる、生まれて、
はじかれて、、
私は天の曖昧さに皮膚で、
そのもので、紛れた、、
あ、
身体などのありか、日々を、
熱にして、
ここへください、、
あたしは現実の映像のなかで、
その、
あたたまって溝へ、潜る、、
潜る、手をする、
身体が、いまに、はじまる・・・