2024-01-01から1年間の記事一覧
かたい殻の中で、 自然に育ったものたち、 方々の裂け目から、 自然に水が落ちていくこと、、 あたしがそのしたたりにひたり、 徐々に、 声の温度を高めてゆくこと、、 筋肉の、 ひとつひとつをゆるめてゆくこと、、 はじめてあなたの声をきいた、 はじめて…
早々に声は鳴ってしまっている、 鳴ってしまっているのに、 あなたは、なんだ、、 そんな、 しらないものの手つきで、、 この、 ちがいのない空のなかに生まれて、、 次々と、 おのれの姿と変わりない、 糸を生み出していく、、 糸が絡んでいく、、 あたしは…
あたしはそこで閉じたものに出会い、 よく知っている、 と思うのと、、 いや、、 内部で湧き起こること、 本当には知りようもないし、、 きっとあなた自身も知らないと思った、、 きっとどこからか生まれてくるあなたが、 知らないことに、 幾層にもくるまれ…
あたしがいくつも用意した透明な箱に、 あなたは順番に住んでいたね、、 訳の分からない、 羽や、 乱舞を届けながら、、 その回転数の分だけ、 夢を作り、 なかへ食い込んでいく、、 何も音のしない皮膚、 生まれていない記憶、、 私が捨てられた場所で、 私…
あたしもさ、 ここに、 ささったまんまになっているはずだけど、、 どこから、 どこからこのかたまりがくるの、って、 小さく言葉にする、、 わたしは、 そんなこと出来るのかしら、と思って、 ひとりで小さくなっているのを、、 順番に見て、 順番に身体に…
内証映、 映時、 内証心証時、 通時、 カタイ、 ケタイ、、 はては通時、共映時、、 共時、、 感嘆、讃嘆時、、 秘証、、 もの、 からだなど忘時、、 茫、 茫時、、 感得、頭、把持、、 金色の声、 応答、、 あるいは、声の、膜の、外の、、 あたし振動時、…
あなたの底にいる、、 ひとつのかたちは、 まだ声も生まれていない、、 ただふくらむだけ、、 おい、おいと、 一音一音に揺られて、、 まともに目覚めてくるだけ、、 これ、 かわいたらどこに行くのだろう、、 どこへ、 またそれは放られて、 あたしと同じよ…
あたしはまだもののなかでひとつではない、、 かろやかでもない、、 あたしはまだもののなかでかくれて、、 無限にほどけていく、 ほどけた先で、 あなたには見えない、、 無限の糸がはじまる、 からだはまわりだした、、 ほとんど、見えない場所から、 あな…
泡の中に隠れた私、 泡の中に見つけた生、、 からだが、、 次々に生まれる生、、 ひとつの言葉で、、 からだから先へ、 辿っていく生、 幻想性、、 あたしは実地へ向かう、、 こういった場所へ来ると、 もっと、 私は内時膨らみになってくる、 内時膨らみよ…
あたしからまだ先のところへ、 見えているからだのことを考える、、 なぜかはじまり、 なぜかからだの回転のなかで、 この波を受けた、 どんどんとつながり、 まだしらない、 この波を受けた、、 私は膨らみ、 ものの過去の映像からも、 まっすぐに去り、、 …
内管が、 しずかな、 しかし確かな力で、絞られた、、 あたしは、 この人の、先の見通せない、 穴のようなものの、 内側を見つめる時間が、 しばらく続く、、 ねえ、 眠らせようとしているの、、 あいだ、 奥の、奥へ、 あなたも入って、、 私は、 複数の汗…
あの、 みじかい汗をかかせた、、 場所はどこ、 場所はどこだろう、、 あなたは訊いていた、、 これだけの量があれば、 訊ねるには十分だとおもい、 あなたはきいていた、、 それで、 私はすっかりこの道に、 あらわれたままになってしまって、、 今は知らな…
身体の中に張る声を見なさい、、 もう、振動して、、 きっと、 ひとりの渦になっていることでしょう、、 私は沈殿し、、 その、世界を望む、、 眼差しのいくつかに、、 あなたは生まれていく、 そして、時刻を知って、、 身体から与えられた、、 存在の全て…
ものがいま、 いちどきり眠ったあとで、、 私は振向く、、 からだを巻く音、 からだから声にかえるところが、、 しずかに見えてきて、 私は、 しずかなもののなかに、 見る名前、、 あたらしい肌の生まれに、 見える時刻に、 今は真剣に、 声を掛けていた、…
あたしには、この、 いくつもの時間の積み重なりが、見え、 そこから、 大層な身体と、 名指される、、 あたしは、ただ、 水の行方を指し、 私は、ここに浮いた、 過去、ここに浮いた、と、、 ひとりでつぶやいている、、 透明な、 ひとりの沈黙時、、 あた…
形からすべての、 お前の、その、 音声の営みが、出てくる、、 身体破れる、 お前の試みとして、 それは、 あまりにもすさまじい勢いで、 ここに生まれてくるのだが、、 私は道の中で、 かたちを知って、 そのかたちを吸う、、 あれは吸いたいだけ、 記憶も…
アップリンク吉祥寺にて。 klockworx-asia.com 見てきました。 例によって本編に関わることを書くので、これから見る方はお気を付けください。 10代の、それこそ、 「魂が本当にひとつになっている」 ような時期から、20代、お互いの仕事とか生活とかの…
しらないあたしの液体のなかから、 ねえ、 あなた何度も生まれてくるよ、、 からだ巡ってくるよ、 あたしはどうだろう、、 色に違いないものを、 次々に、見ている、、 次々に、 からだにたくわえている、、 自分のからだに、 なんだ、 いくつもの線が入るの…
あたしの水のことをね、、 ことばにあてていく、 からだするとね、 緊張して、 一本の線になるんだ、、 あなたがうたい、 しずかなからだの線の隣に、 また、 あたしが流れてきても、、 あなたはそれを見ていない、、 からだがはじまるまで、 それそのものを…
ねえ、いま、いるのは、 一体どこだろう、、 私は隠れている、 確実に、月日が、 流れていて、 私は、うすい、 からだの膜を取り、 ヒに透かして、、 それが、 あとの時刻に続くのを、 じいっと眺めている、、 ねえ、いまは、 からだがあたたまる場所、 私は…
あたしはきっとそこへ来るよ、、 いつも、 ひびわれているもののように、そこに、 くるよ、 招んだのだもの、くるよ、、 ほら、、 しずかな水のけはいが、 しずかな、 肌の盛り上がりが、、 そこに来るのに、、 あたしは、 何かをとどめている、、 そしてそ…
からだにとり、 知らぬ場でありながら、 あたしは水を問い、、 うつりゆき、 水を求め、、 またしらない地点へと降りる、、 あなたの肌に、 よくあつまり、、 それぞれの、 響きの大小をききわける、、 かたまりになって、 大小へ水を通す、、 ああ、 あたし…
アマプラにて。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07FMJQ1ZY/ref=atv_dp_share_cu_r 映画を見ていて一番興味深かったのが、 「チャーチルの素質や能力をよく見極め、その力量を一番認めていたのは、英国の仲間ではなく、敵であるヒトラーその人で…
からだ膜になるよ、 知るよ、、 あたしは知る、、 有限時間、 有限素振りで、、 あたしは、 ひとつ、ひとつをつまんでいくんだ、、 からだはあたたまる、、 あたしにまだ来るもの、 あたしが吐き出すもの、 吐き出すものを、 見つめているのは、、 私の魂な…
知らない街の、 知らない片端に、 あたしは液として存在し、、 どこまでも音として通る、 どこまでも浮いていく、 秘めていく、 秘密がなくなるまで、、 ずっと、ゆっくり、 秘めていく、、 あたしは宇宙の代わりにはなれない、 その代わり、 秘めていく、、…
私がしらないところではいているもの、 まだ身体なのに、 まだ命の、 点灯したところだのに、、 私は騒音に悩まされていた、、 ひとの、 どろっととける音がした、 熱量がした、、 あたしは、 それを内に抱えていることが、何だか、 少しずつ分かってくる、…
お前が心臓のそばで、 そうして、 はたをかけるおとをきく、、 あたしはその、 だれでもない、、 中心の、 無感の穴を、ただ、 一心に見つめている、、 お前は声を起こさないで何をしているの、、 からだ、 からだからきてくれ、、 と、、 ひとつ言いながら…
ひとつの悲しい方法から、 あなたは立ち直ったのではない、、 あなたは、 複数の時間を持ち、 それらが、 よく見えてきたというのだ、、 あなたのその声のなかに、 住んでいるものはなに、、 あなたの正面に、 次々に生まれているものはなに、、 ひとつのさ…
あなたがひとりまたひとりと、 水の周りをまわっていき、、 あなたがまたふたりまたふたり、 こんどは深呼吸をする、、 こんだ深呼吸したあなたが、、 からだのはてから、、 すべてまきあげた、、 永遠のリズム、、 永遠の回転が、 あなたの身体の底に、穴を…
もっとあたしには話、、 それでもっと成分、、 もっと溶けていく、 もっと生まれていく、、 本当に、 持っている、、 あたしは流れたから、、 ずっと先まで、、 あなたの手の中にいる、 まだ走り出したばかり、、 あたしは少しずつ、 現象のなかへ溶けて、、…