あなたがひとりまたひとりと、
水の周りをまわっていき、、
あなたがまたふたりまたふたり、
こんどは深呼吸をする、、
こんだ深呼吸したあなたが、、
からだのはてから、、
すべてまきあげた、、
永遠のリズム、、
永遠の回転が、
あなたの身体の底に、穴をアけ、、
そこに紐を通す、、
通された紐は、
いまこころのなかの液を、
縦横に受けている、、
ねえ、
とあなたが、素直に招び、、
素直に声を成すところ、、
かいたいの狭間で、
私はゆっくりと、、
水の底に潜り、、
あなたへの点滅を、、
ここへたくらんでいくこと、、
それらは二重になる、
液と、光と、
それぞれの仕事になる、、
あたしはほうけた一量の、、
その確かな重さを、
身体の自分へ、
編成し直した、、
そうして肉体が、
get ready、
get ready、、
と、小さく繰り返すのを、
あたしは、
素直にきいていた、、
この呼吸が、
異常な熱とともに、膨れ上がる、、
からだはどこまでも、、
あなたにあつめられていて、
私は、
しずかにこのかたまりと同じになる、、
ああ、
瞬間が、瞬間が、
近づいている、、
あなたのなかにあつまっていたものが、
近づいてくる、、
あたしは表面からぼうっ、と、
夢を見ているようだ、、
からだあそぼう、
からだあそぼうと、、
一音一音が、
ステップを踏んで、いるようなのだ、、
なのにあなたから、、
まだ垂れる、まだ垂れる液、下にいて・・・