<2953>「しばらく現実を忘れる」

 寒い、

 あたしはいつもより少しだけ小さくなっている、、

 ああ恥ずかしい、

 いやだな、

 と言っている、、

 人間として生まれているのに、

 人間がするようなことを、

 ひとつひとつ出来るようになっていくことに、

 恥ずかしさを感じたりするのはなんでだろう、、

 それはよろこびでもあるのだけれど、

 出来た人間になって、

 お前、

 そんなに出来た人間になって、

 一体どこへ行こうとするんだ、

 うん、

 どこどこへ行こうと思って、

 歩き出している訳でもないと思うんだ、、

 

 大体30分から、

 1時間ぐらいをひとつのユニットとして見て、

 そのひとつのなかで、

 1つないし2つの作業をやっていく、

 1つないし2つが片付いてゆく、

 日常のひとつひとつがとりあえず片付いて、

 気持ちが良い、

 このままマシーンのように、

 同じ時間に同じことを、毎日、

 淡々と片付けたい、

 けど、

 片付けるには片付けるのだけど、

 毎日同じ時間、同じことを、

 という訳にはいかないですね、、

 それは周囲の環境とどうだとか、

 そういう話もある、

 けれどもそれ以上に、

 心的な時間や、

 空間の多様さ、

 というものがある、、

 これは上手に実時間を管理するようになっていけばいくほど、

 逆に豊富にあらわれでてくるものです、、

 人間は、

 今生きている時間だけに触れて過ごしている訳ではない、

 過ぎてしまった場所にひきつけられて、

 しばらく現実を忘れているときがあります、、

 

 眠い、、

 からだがいつもより眠たくなっているのを感じる、、

 歯医者さんでの、

 短い検診の時間でも、

 少なくも2、3回は意識を失っていた、、

 からだの眠さに合わせる、、

 いつも元気に溢れている訳にはいかない、、

 あたしは穏やかでしょうか、、

 としを取れば穏やかになる訳ではないと、

 周りの人を見ていると思う、、

 あたしは少し溶け気味・・・