<2894>「もっと、陽気な生、からだ、まだあつまって」

 もっとあたしには話、、

 それでもっと成分、、

 もっと溶けていく、

 もっと生まれていく、、

 本当に、

 持っている、、

 あたしは流れたから、、

 ずっと先まで、、

 あなたの手の中にいる、

 まだ走り出したばかり、、

 あたしは少しずつ、

 現象のなかへ溶けて、、

 あたしは少しずつ、

 現象のなかの粒と出合い、、

 

 またはじける、、

 また集まる、、

 また紋様、また違う、

 またあたらしい、、

 あなた彼のところへ来て、、

 また流れる、、

 またしらないけれど、

 また歌って、、

 また外へ、

 私を外へ、

 しずかに、

 しずかに渡していくのね、

 その感じ、

 その皮膚の感じ、

 その皮膚の感じ、

 その皮膚の生まれた感じ、、

 あたしは複複数、数時へ、、

 あたしは複時、数へ、

 からだを渡していく、

 からだからあらわれる、、

 からだ、まだあつまれる、、

 ひどくかたまる、

 ひどくはじまる、、

 ひどく笑い合って、

 ひどくたのしい、

 ひどくさかばで、

 ひどく水の動き、、

 陽気な生、

 

 からだ重なって、、

 からだまだ、

 現実のなかにまだあって、

 まだ置かれて、

 ひとつ自由になって、

 ひとつあたたまって、、

 ひとつなくなって、

 ひとつつままれて、、

 ひとつめざめて、

 ひとつ冗談の雰囲気のなかに、

 ひとつはさまって、

 記憶がひとつ、ひとつと増えていく・・・