<2911>「無有時、胎児の泡立ち、胎児の感慨」

 身体の中に張る声を見なさい、、

 もう、振動して、、

 きっと、

 ひとりの渦になっていることでしょう、、

 私は沈殿し、、

 その、世界を望む、、

 眼差しのいくつかに、、

 あなたは生まれていく、

 そして、時刻を知って、、

 身体から与えられた、、

 存在の全てを、

 ここに知っていくことでしょう、、

 

 あなたが幻想時に、

 時刻を作り、、

 ただひたすらに見ていたこと、、

 私はどこにも生まれ得ないと、

 胎児の感慨でもって語ること、、

 胎児は泡を立てる、、

 私は回転し、

 のんでいく、、

 水ごと受けていく、、

 あなたのからだの浸透の先、、

 あたしは無有と、、

 ひとつの資質のため、、

 からだにかたまる、、

 あ、

 ひとつひとつのことどもここへ鳴れ、、

 からだばかり、

 ここへ鳴れ、、

 いまならなくてもいいが、、

 ずっとその下、

 そこのところへ、、

 あなたよ、

 私の声を持っていけ、、

 ずっとずっと奥に、、

 はじまるあなたのその手合い、、

 からだから駆けてく、、

 もののいくつもの線、

 そっとしておく興奮、、

 私は、

 線の上に、、

 そのようなひとつの興奮をおき、、

 いままた、

 無有時のなかへ生まれようとする、、

 

 あたしがながしたこと、、

 からだが次々液になって、

 とどまることもできないこと、、

 ひたされて、、

 すっかりやわらかくなって、、

 声なら、、

 ここで合わせなさいと、、

 私に言っているような、

 ひとつの時節の、

 からだのなかに・・・