私がしらないところではいているもの、
まだ身体なのに、
まだ命の、
点灯したところだのに、、
私は騒音に悩まされていた、、
ひとの、
どろっととける音がした、
熱量がした、、
あたしは、
それを内に抱えていることが、何だか、
少しずつ分かってくる、、
だから良いとはおもわない、
ただ、分かってくる、
人間が違う、、
私は、
今まで見てきたものとは、
違う場所に入り、、
あなたを、、
あなたをまとおうとして、
また、
ひたすらにとけて、、
それで、
いくつもの形が、、
そこへ混ざろうとしている、、
私には、、
からだの違いが見分けられない、、
あたしは、
ふたつの意識のなかの、
そのお前に相当するものの、
ふたつの不快のなかへ、
まっすぐに、
液を沈めていく、、
しらない、
しらないからだがそこで揉まれて、、
私はただ、
真透明な肌になっているのを、、
ここで感じていた、
ここで感じることで、
時間が長くなっていった、、
液も、熱を持ち、、
かんたんに、
人体から垂れていた、、
あなたが見守るその、、
僅かな光線の世界、、
そのなかに住むこと、
そのなかに育つこと、
そのなかで泡立つこと、、
私は離れて、、
過去の、
一量のなかへ私の姿を合わせる、、
そっとさぐる液、、
あなたが、一量で、、
その底を、さぐる液・・・