知らない街の、
知らない片端に、
あたしは液として存在し、、
どこまでも音として通る、
どこまでも浮いていく、
秘めていく、
秘密がなくなるまで、、
ずっと、ゆっくり、
秘めていく、、
あたしは宇宙の代わりにはなれない、
その代わり、
秘めていく、、
秘めていく、
内証の言が、、
そのまま腹をあたためるようだよ、
あなたとして、
からだはあり、、
からだは縦横にうつり、、
ひたいはひらき、、
ひたいはうつり、、
からだにくる液、、
あびて、あびて、、
見つめる液、、
あなたの圧力、、
あなたの背景、
またそのままそばで、、
またあたらしい角度のなかで、、
私が見てきたこと、
私がそれぞれを見つめてきたこと、、
過去を読む、
過去をただ、透明にひらくということ、、
あたしは畳み、、
あたしは膨らみ、、
しずかな水のなかで振るえる、、
あたしはからだのみになり、
しずかな枠の中で振るえる、、
あたらしいひのかたまり、
したたかな量、、
しずかなけはい、
しあわせな姿のなかに、、
あたしはいる、、
あたしはもっと溶けている、、
あのそらの、、
しずかにわれるところから、、
あたしこぼれる、、
ああ、
あの、秘密の扉も、、
あたしには無量、、
あたしには永遠の影、、
あきらかなヒのかたち、
あきらかなヒのかけら、、
あわさったヒの午後の、、
あたたかなうめき、
あたたかな眠り、、
ああ、あのあたしの、秘密の量・・・