アマプラにて。
「彼女の想いで」「最臭兵器」「大砲の街」のオムニバス。
・「彼女の想いで」
三作の中では一番好きでしたね。コンセプトが良いというか。
宇宙の片隅に、記憶を保存する機械が浮いてて、現実の人間がその幻想世界のなかに取り込まれるっていう、底なしに怖いけど気持ちが良いっていう感じ。
・「最臭兵器」
そんな訳ないだろ、が最後まで続く感じだが、それが不愉快でもなんでもなく、やりたいようにめちゃめちゃにやってるなあ、と見ていて爽快感を覚えるような。単純に楽しい話。
・「大砲の街」
ブリキの人形たちが人形劇を繰り広げているような、不気味かわいい感じ。戦争もずっと続いているとルーティン的なもの、生活的なものにこういうふうに取り込まれていくんだなあ。
そういえば、見ていてもあまりAKIRAのことは想起しなかったなあ。
でも、「彼女の想いで」と「最臭兵器」を合体させるとちょっとAKIRAっぽくなるかな。
いや、やっぱり単純に足したらAKIRAが出てくるというもんでもないような気がする。