もしかすると私は目覚めて、、
新しい肺から、、
いくつも空気が流れ込んでくる、、
私は、
その機会のなかの興奮、
機械の沸騰のなかにいる、、
はじまるからだが、、
私が脈を打ち、
透明な線に乗り、
管を見せ、
状況へ向けて、挨拶をする、、
私は身体のはてから、
身体のつま先まで、
呼吸がたかまるところまで、、
私にくれたのだと思う、、
ただ、
あるだけの光を放り、、
私は現象し、、
現象面の、底に、
なにやら特にかげがあることも、、
そこから、
世を捨てるような身ぶりで存在してきたことも、、
私は、知る、、
私には来歴があり、
その来歴の層が、
各々に声をあげているのが分かる、、
全部が分かるこの場所、
現在は、
中心ではない、、
空白である、
空白であるから全てがきこえる、、
与えられた言葉のかたちのなかに、
みなが入れ、、
みながまんたんになるまで、、
あたしすべて入れ、
と手招きする、、
そのなかで鳴るすべての声と、、
あたしの肌の、
ひとつひとつの波は、合わさっていた、、
私はふるえながら起きた、、
そうして生き物のようにかたまって、、
しずかな、
血の運行を待った、、
挨拶する、挨拶する、、
からだが出来ていることに対する驚き、
からだが出来ていることに対する喜び、、
もののなかにうんで、、
あなたが見つかる、、
あなたは古層を見つける、、
お互いに、
目が合っている、、
時間的な距離など、ない、
あたしは挨拶する、
徐々に粒も自分をうむ、死ぬ、うむ・・・