<2651>「生きている場所には、風が必要です」

 輪が重なった、、

 私の、排気が、

 さまざまな、輪を経過し、

 声が、足されてゆく、、

 響きを、足されてゆく、、

 私は、これが、

 いくらか低く、、

 それが、

 どこか他のところで喜ばれていて、、

 ん、

 なにか、、

 しずかなスポットへ、はまるのを、、

 確認していた、、

 

 たとえば、このようなものは、

 ほめようにもほめようが、ないじゃないか、、

 あなたは受けないだろ、、

 そうだった、、

 あたしはそういう空間にいると、、

 頭の中だけで、、

 風のよく通る、

 広い道へと出てしまうのだった、、

 あたしの成分が、

 次から次へと流される、、

 まともな広い道に、

 興味に取り囲まれる空間は、気味の悪いものだ、、

 その、気味の悪さを、しかし、

 待っていることがある、、

 あれば直ちに離脱する、だけであるのに、、

 無感である日常に、

 少しそういうものよはさまれ、ということであるか、

 どうか、、

 あたしはこの人々の正常な盛り上がりを、

 気味の悪さとしてしか経過することができない、、

 なぜか、

 なんにも応答しないという根が、

 結末が、

 いずれそこまで行かなければならないということが、、

 あまりにも明らかであるから、、

 

 私が生きている場所には風が必要です、、

 あなたのからだがつながる、

 その風が、、

 あたしは誰かを待っている訳ではない、

 皆が流れた、

 その方角を確かめたいだけなのかもしれません、、

 あたしもまた道の一部になって、

 大丈夫かもしれません、、

 全ては、

 輝きが、、

 ここに吹いて、、

 ここに連なることが分かり、、

 あたしは抱きしめず、

 抱かれても、

 それはどこか遠いことのように感得し、、

 水をもらいます・・・