あたしは平気で通過していく、
この身体のことを、
段々不思議だと思うことが、多くなっていく、、
黙ってここに座っている身体を、、
時々、
経過してきたものの多さに、、
どうしていいか分からなくなるのに、、
これは、
皮膚ひとつ揺らがない、
あなたはそこで何をしているのだ、、
あたしは、
しずかな水音を頼りに、、
まったく映像でもない、
自身の物思いの世界のなかに入ってしまい、
ここがどこかが分からずに、経過することがある、、
訳も分からずに、手を、、
数秒見つめていることもある、
そこに何があるだろう、
私は何かがあるということから出発した訳ではない、
洗濯物を取りに、
外へ身体が流れて、、
なんで私はこの地面に着いたのか、
しばらく分からないことがある、、
私は大きな混乱と、興奮のなかで、
この地に着いたのだった、、
次第に、
互いの粒を交換し、、
私はここで混乱しなくなっていた、、
当たり前に、
淡々と日が行く、、
あたしは身体が静かであり、、
日もしずかな繰り返しであると、
こんなに普通の人間はいない、と思い、、
妙にそのなかで自足することがある、、
しかし、
説明しなければならない場に出ると、、
どうも興奮して、
あちこちに動いてきた、そのおかしさを見なければならず、
なんだか戸惑うことがある、、
もっと落ち着いている人の、
意識に入ってみたいと思うことがある、、
私はそれぞれの場合に応じて、
きちんと興奮を作っていた、、
なにだ、、
しかしこれは興奮がもとで、
興奮とか、でないとかにかかわらず続くもの、
という矛盾、、
迷っている訳ではない、、
同じ穴を覗く、、
その人がかいた汗はどこまでも垂れる、、
その重苦しさのなかの一部にどこまでも私はいる、、
私はからだをみつめる、
汗を、なんとも思っていない、
上手く一致したいと思い始める・・・