ひとつまゆをくれ、、
ひとつ、まゆをつくれ、、
私は、
何かを見通したのでないまま、、
さなぎになり、、
内部を全て溶かしてしまった、、
おおうものは沈黙であったか、
擬装した、軽やかさであったか、、
私は、
途方もない年月を掛けて、
全く別の場所へ来てしまった、
一歩も動いていないのに、、
私は、
徐々に言葉が、
外界の空気と一致し始めるのを見た、、
あたしには、
ここの呼吸が、なにか、、
受け入れやすいもののように思う、、
あらゆる日を立てて、
印を生むこと、、
あまり今はさびしくない、、
縁と、
なぜ重なるのかが分からない、縁と、、
関係を深くすることを選ぶ、、
その動きがあったから、
なぜかは分からないけどまじわった、ということの、
外にはなにもないような気がした、、
私は治療をしています、
方法もなにも分からないまま、治療を、、
まず私個人の問題を解決する、
そこからしか、
社会のなかに言葉を、
てらいなく浸透させていく術は始まらないのですから、
と思いました、、
私のひとつひとつの発話が、、
はっきりとつまめる身体の肉のようになるには、
そこから行くしか、、
無根拠な、
空元気を、
うっとうしさをまくのではなく、、
私と居たことで、
身体が前向きになったと、
人が気がつくかつかないかぐらいの、、
そういう静かな明るさを持ちたい、
それは、
そこに深い理由などあるのではなく、
その方が格好良いと思ったからなのです、、
そういう大人に憧れ始めたからなのです、
私も、そんな、
駆け引きやなにか、
そんなつまらないものはいらないから、、
人の良い部分を、
てらいなく静かに見つめる、
ひとつの目になりたいと思うのです・・・