身体のなかにある私を待っていた、、
ながい、
ながいいき、、
うん、
どうしても巡ることができる、、
あたしは、
この回転のなかにゆくことができる、、
今、
なにに緊張しているのか、
私にはよく分からない、、
今、
なにが声を掛けているのかが、、
私は、、
ふたつの道の中に立ち、、
ここを、
どう行き来しているのか、
分からない気持ちになる、、
どうやって着いた、、
私は、、
徐々に育つ、これらを、、
自分のものとしている、
実感が湧かなかった、
それは、そうなのかもしれない、、
時々の空白を意識する、
私には、
どこにも立っていない部分がある、、
見ている、、
あなたは並んでいない、
並んでいても、
それはおそらく二人が、一緒にいる訳ではない、、
からだが、
この時刻を確かめても、
それがなんのことだか分からない、、
あたしは暑いのだろうか、
あなたが声を掛ける、、
それはどこか遠くからの声、、
皆で共有していたと思われた、
集合的な記憶だと思われたもの、
それは、
たったひとりの私の記憶であったことに、
徐々に気がついていく、あの時間、
あの時間ほど、
夏の暑さを近くに感じることはない、、
しかし私はその糸が、
思うさまほどけたままでまた、、
大事な部分は残したままでまた、
構築していく人になるよ、
また、
と思っている、、
あたしは風のひとりの光景に、
出っくわし、、
あなたと同じように吹く、この一連も、また、
抱きしめる、
自然に抱きしめると言えたな、と思う・・・