<2670>「私は人間のはずかしさ」

 身体など、過去、いくつも、、

 その上に、

 その上に行き、

 ただ、あたしの方を見たはずで、

 私は、帰り、

 身体を沈め、、

 しずかな、

 深い眠りのなかへ、入り、、

 私はこの身体に来た、

 水が始まって、

 このながれのなかに来た、、

 あなたが、

 そこここで喜んでいる、、 

 私は、眩しく、、

 光の中で、眠くなる、、

 

 あたしはここの色の中に出る、、

 光を見ている、

 なにも楽しいことがない、という人の切実さ、、

 私と一緒に読みませんか、、

 私は野球をします、

 全体を意識して、

 身体を揺らします、、

 ほら、そこから、歌いませんか、、

 私は私が、

 拗ねていないかどうか、

 よく観察するようになる、、

 拗ねていたら、

 ほぐします、自己の、

 内部へか、他人の、

 懐へかもう一段、

 当たり前に静かに、もう一段、

 入っていくことにします、、

 あなたのきこえかたがわかる、、

 あなたのなかへ向き直る、、

 私はこのいくつもの印を、

 たしかに持って、、

 ひとつひとつを見て、、

 からだのなかへ入ります、、

 うん、

 水を渡してくれ、、

 私が腹の中で揺れ動くこと、、

 記憶しないあなたはどこから、、

 どこからこの回転を、、

 こんな立派なものを、

 持ってきたのだろう、、

 私どもはこわい、

 はずかしい、、

 

 私は人間のはずかしさ、、

 私は人の内側への折り畳み、、

 私は人の自己開示の発火先、

 妙なよろこび、、

 私は水平線上のはしゃぎ、、

 水を飲む、、

 からだの膜が増える・・・