お前がまだ生きているものをさわるとき、
その触感を、、
時間の経過を、、
徐々に、
気持ちの悪さを掴んでいくその芯を、、
私は、剥がされた、、
剥がされて、空を向く、、
あたしには何も起きていない、というときの青さ、、
私は透明になった、、
空気から、剥がれた、
先に立った、、
しずかに歩き出す、、
私は観光客のような気分、、
どこに行く、
物珍しいものなど、ひとつもなかった、
ひとつ、、
私は当たり前に生活している人の、
外部であることを意識する、、
外部のささくれ、平温、、
その道は静かだった、、
人の語らう声が埋まる、、
私は空を向く、、
私にも表情がある、というときの白さ、
その、流れのはやさ、、
しばらく私は見つめていた、、
私は、帰ることも、行くことも忘れた、、
そうして、、
日時のなかに、送り返されたあと、、
何度も黙った、、
私にはここの粒が分からない、
ここも、ここも、、
どこか遠いものとして眺める、、
身体は、上手くなっている、
跳ねている、、
あなたを少しの間見る、、
うん、
なにもかけるべきものはない、、
私は練習する、
身体鍛練的であるということ、、
私が時間であるために、
私が、生活の一部であるために、、
私を運べ、、
私は、ここから一歩も動くことができない、
という、当たり前の妄想につかまったまま、
次々に事を成していく身体を、
不思議とも思わない、、
少し、通路が必要である、、
からだを揺するに足りる、、
何も不安がないということ、
それは少しこわいことだ、、
あたしはおそれている、
おそれていると伝えると、嘘になる、、
からだがほどけていく、
水を、水を増やしていて・・・