身体が非常に短い時間に流れて、
私はいまや、
その中身を確かめえるところまで行く、、
どうだ、
このなかのなまえの、
そのあなたの意味の、
場所がはたして分かるだろうか、、
うん、
道もなにもなくなる、、
あなたは皮膚の下に埋もれ、
より内部にいる、、
私が順に案内されてきた道、、
自分を掴まえるという話、、
私は現実でないかのように今やほうけているのではない、
中の線へ潜ったのだ、、
そこではひとつずつの泡、
泡束が出来、、
かたまり、かたまりが、
異常な熱を帯びてくる、、
あ、
あたりまえにこの物音のなかへ、
しずかに入る、、
しずかに身体に渡すとき、
あなたが中に入る、、
ものを見ているとき、
夢とは何も関係がない、
私はただ、材料を集めている、、
情報収集の目がこちらを見ている、、
私は計算している、、
打刻する音が止まなくなっている、、
先へ先へ入る、、
あ、
あなたの皮膚のなかへ触れたもの、、
なかで騒々しい音を立てる、
あたしは幼児期の層をきく、
これは古層か、、
あたしの水が通う、、
古層は沈黙し、
その動揺の記憶の、
あとかただけをしずかに、
こちらへ手渡す、、
すでにそのメッセージは私の中、、
私は水を見、吐いた、、
世界に通うため、
すばやく、呼吸を、二、三回通す、、
あなたが見ているもののなかに、
あなたの層の反映、、
しかも複数枚の層の反映を見る、、
光の中にもまた、記憶が住んでいる、
私は過去へ渡る、、
吸う、、
そして、今は渡ることもなく、、
ここに過去ともども示し、、
穏やかでいる・・・