あなたはまだ過去の呼吸のところ、、
それぞれの日のそっくり入るところ、
ものに、
ただふれているだけであろうところ、、
そこからしか来ない、、
あなたの声の流れというのは、
そこからしか、、
ただ漏れているものにふれているだけで私、
私は、
きっと遠くあります、、
あなたより、もっとあなた、、
これは遠くあります、
遠くに、そう、きっと遠くに、、
あなたが場所に来た、、
あなたは声をした、、
知らないが、、
ここで駆ける駆け続けるひとつの流れ、
ひとつの流れに、
あなたは粘り気を増しながら来る、
近づいてくる、、
あたしはここは夢だ、
ここは夢の中のあたしのあたしだ、と、、
ひとり承知し、
なんだ、水の中、、
これはヒの入る、、
光の入る、、
それぞれの方法、、
それぞれの吸気のなかへ、、
これは入る、、
入るたび生まれる、、
生まれるたびはじける、、
時間的存在はここへ、
流れているという、
蓄積されているという、、
あたしは記憶、
記憶、
記憶しているよ、、
そんならもう、、
とどこおっていたもののながれながれて、、
来て、、
それはみな手の中で見て、
眺めて、
なんともないということ、
なんともないうちに、
時間が次々経過していく、ということを、
あたしは帰る、、
この砂の内部で、、
あたしは噛む、、
噛んだら流れたもの、、
あたしはその水の筋、ひとつひとつに対して、
無感で、
なまあたたかいことに、
妙な安心を覚える、、
ここにいたのいたの、いたの・・・