2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

<1991>「光線が、僅かに照れている」

ひとつの矮星が呼吸した、、 ただ時刻のなかで膨れ上がる、、 私は、手を振って、 今その物事のなかへ、 身体をいれる、、 身体はまた生まれる、、 二重になってまた生まれる、、 ひとつは光線、 ひとつは照れ臭さ、、 あたしはその透明な線の、 小さな旗に…

<1990>「熱のヒを振る一秒に」

熱の枠から、 順に、出てきたのだものな、、 お前は、肌へ、、 まっすぐに声を掛けてきた、、 なに、これがいつもの、あなたの管なのだろうか、と、、 ジニチのなかに、 量が響く、、 あるいはその、静かな重さ、、 私はその後ろの方にいました、、 ね、どこ…

<1989>「光の日に身体を吐け」

振じゃないか、、 ね、あなたは針で、 また、振じゃないか、、 そのままでどうだろう、 あたしはほんの一息、 なにだ、ここに、行方があったから、、 そこに印をひとつ、、 呉れて、そのまま、しんとして、、 ただあらたに粒、 ただあらたにものの系、 よく…

<1988>「金星の夢」

あなたは点を打った、、 しずかなカイのなかに、 まるで泡など、知らぬそぶりで、、 はははハ、 持続的に生まれて、、 今ここを駆けていく音がきこえるのでしょうと、、 あなたはいちどきに、 量で、言いました、、 量からそのさわぎが漏れていました、、 ど…

<1987>「春の仕組み」

キョウのなかに入っていたことなど、 ずっとあとになってみなければ、 分からないものですよ、、 しかし、静かであれば、 私は、それもなかなか良いと思っています、、 どこぞからこの印は来たのでしょうか、、 私は諸方を見つめて、、 手でまぶし、、 色を…

<1986>「うちへ」

内証の、手に乗ります、 にじんだ形ですか、 どうか、 それは元のヒを受けて、、 今その向こうを見るんだ、、 あなたがヒのなかで、長い、、 無言の印になっているらしい、 それはどうサワると良いだろう、 この肌の黙って外へ向く、、 それはもうほとんど塊…

<1985>「生き幅の匂い」

なぜここに固着したのでしょうか、、 私は嗅ぎ、 嗅ぎハのなかにいくつもの装いをみたのでした、、 だら、だら、、 あたしはもののなかに入る、、 嗅ぐその手立てを見つけたんです、、 ふん、そうか、、 そうしてのびて、あなたは、速度、、 次々にばらけて…

<1984>「光の中に、泡を産む」

なにだか、この肌に、当たる生き振りだ、、 まともに見ましたよ、、 いやあ、アなたは、 ここへ流れる、、 ここへあたりまえに、物を、寄越しました、、 あア、立つ、、 私は湯気、 意識の誘う場所、、 次々に欠かれ、 そのたび、ここへ、きこえるものが多く…

<1983>「つめたい風の中で」

あなたがうずめていた時刻を、 私はボウ、と、僅かなヒでとらえていました、、 あれ、隙間、、 あれ、そんなところに、生きて、また浮かんだ、 またその長さのなかに、、 ひとつの実が生きた、 誰でしょうね、、 私は玄関まで出て、、 静かにその、つめたい…

<1982>「表情 ヒ 一切」

え、知らないな、、 そんな印を持っていることなども、、 静かに寝そべり、 ま、あたしは、、 網のなかに、放られていました、、 おう、 次から次へひびきがオウ、、 どんな鐘ですか、 成分ですか? いえ、輪の描き方のことなど、です、、 さて、それは知り…

<1981>「一量目の汁のあたたかさ」

まだアけたしかたのなかに、ひとりで、、 住むと、、 それぞれが、、 顔からもう、出てくる、、 あ、ア、、続き、 そのひとつの光線のなかから出てくる、、 おう、、 ひとつのかたまりのなかに、 ひとつは過ぎた、、 なにを襲うのだ、 なにを見つめて揺れて…

<1980>「想像の華の黄色」

じつが先ほどからの輪の中に、、 あたりまえに混じっている、 しずかにその印を迎えて、、 私は、遠くに、 生まれながら、そこいらへんの砂利を、、 掴んで、放っている、 ものの通る仕組みを見たか、、 ものの湧いて回る仕組みを、、 あたしはその熱のプウ…

<1979>「ア粒と光線」

ア、そうだ、了解した、、 また、しざまに、静かに住んで、 私は、線を渡ったのです、、 ひとつ、ひとつとつなぎ、 私は、回路、、 その方途のなかにア粒として、、 小さく、、 ミを立てて入っていく、、 はい、過ごし方ですか、 それはよく知られていません…

<1978>「成す光の用」

可能なだけ、、 のばされて、形はそこにある、、 そこが静かにひらいては笑っている、、 あたしは、次々にのびてきていて、 ほう、これがひとつの根だろうか、どうだろうかと、、 緩やかな探りをする、 ア、声が出てきた、、 ひらたく流れるものもいままさに…

<1977>「非時、忘時」

忘時、 ただ、うちのなかへ、さわいで、、 あたしはステップを寄越した、 なにだ、 ざわざわする、、 ひと、ひと、ひんやりとする、、 おう、ト、つめたいさなかに、 あらわれたいだけ、あらわれてきて、、 お前はなにだ、 時間の人、、 いえ、非時、忘時、…

<1976>「組成のうちの光を」

さア、肌に入れ、、 どこからこの、垂れる存在を、、 あたしはきいてきた、 どこから流れてきていて、 私は、アい、道をたださわる、、 したら、温度、 また流れてきてしまった、 その長いささいな枝葉、、 あ、ア、、ひとつ転がる、 次々に巻く、次々に巻く…

<1975>「漸次のヒ、漸次の身体」

台に触れた、 ここから、さわぎなど出ようのない、、 もとへ、単簡に、、 響かせるかたわら、 私は、ア音を切れ切れに届けていました、、 ふわ、 よろけたところに光があり、 それは単簡に、 全方位を照らしていました、、 声は、 声はどこにある、、 どこに…

<1974>「むきょうがいの朝」

あったわ、、 なんでか、あったわ、、 ほら手をつけて、ほら、次々に、 あったわ、 、溶けてくる、、 私も少し覗いてみたら、あった、、 どうしても、あった、、 なにだ、これは、、 私と、目が合った、、 それは、事情を把握した目か、、 なにも分からない…

<1973>「生命束の青」

割れたもの、 一の、道に立って、まっすぐに、、 それは、時刻の中で回転する、 突拍子もない目を見ている、 あれ、なにとのう、は、浮きながら、 徐々にこちらへ、迫って来ると思われる、、 裸足でついた、、 そのさわりのところに、 あなたは生命束、、 ず…

<1972>「線に生きて」

し、膨れている、、 あなたのその身体の先、、 次々に、繋ぎ、、 今はそこにひとつついた、、 形と言うもの、 ヒジョウな、根とか、こたえと言うものが、、 ここを揺り、 通りかかっている、、 なにだか、浮き、、 身体のビジョンが、、 時から時へ映像が、 …

<1971>「白いところへ漏れて」

量が、そこへ、 まったく静かにかけられている、、 あたしはびんと張り、 そのまま低音部、、 そのまま同じ姿を出して、見つめていた、、 ここがさわぐ地方だ、、 私は順次、この層へ、 進む、進む、、 ・・・ なにか線を残してきた、、 その、重たさにより…

<1970>「背から漏る」

揺る、 ・・・ 揺らがりだしたところ、 手だ、、いや、窓だ、、 何の弾みから、そこここへ、 当たり前に増えていく、、 ひとつのジ、、 ひとつのさわぎのはた、、 瞬間へ、ひとつの印を見せて、 もののなか、遠くへ、生まれてきて、、 あたしは遠くからその…

<1969>「箱の中で響く人」

ひとつの位置をさぐり、 まようのかな、、 どこからこの仕草は来て、、 私へと向かう、 なかから液が渡って来て、 私は、はにかむ、、 それは静かな呼吸へと真っすぐ繋がっているのだろうか、、 この端のこと、、 この端にひとつ つぶが浮くこと、 今まさに…

<1968>「蜜を見る」

あとへさがれ、、 私は動態、 かたかたと動く、 そのミリ量の音をききうるのか、、 どうだ、削れたろ? 私は宇宙へ走る、、 走るにも、まだ、ホットコーヒーが届いていないのに、、 どこから、どこからきこえて、、 さわぎのなかへ、 私はまだ変時? うつく…

<1967>「底にある束」

およそ、この糧のなかへ積まれているものの、 響きの、まとまりのなかへ、 住むと、思われる、、 一枚で過ごす仕草は、 私に、ここか、そこか、と、ひびかせ、 きこえさせ、 私は、身を振るう、、 なにだか熱い、それでいて、増え、、 それでいて、形を知り…

<1966>「心臓が生まれたとき」

今にそのかたまりが、 おう、おうと声を出す、、 なにだか知れない、私は目繰れて、 どうだか、知れない、、 その糸ののびハ・・・ 私は掴まった、 どこから出たの、、 私は掴まったよ、、 あんまり、あなたの切実が迫ってくるので、、 どうしたらいいか分か…

<1965>「煙の後の原」

あたりまえにそこへ、合わさる身振りでいるの、 なにか、溶けてしまい、、 ここからハシへ渡る、、 あなだらだらだら、 向かい、装い、記憶をきくと、 たれかその触の、糸の、、 小さな匂いを、 まっすぐに見ていてくれと伝える、、 あたしはここで風にさら…

<1964>「不思議な暗さ」

まれな仕方だ、 どこから生まれたかは知らないが、 なんともまれな道行きだ、、 私はただ彼方にひらき、 ここを泳ぎ、続く、、 あたしは静かな歩のなかで定着している、 この時刻のなかでかたまって、、 まともにひのなかを過ごしている、、 なにだかこの風…

<1963>「それはヒだ」

島の上にいる、、 あたしはさらし、静かな、 風の中にさらされて、 ひとつの声を見つけた、、 それは、私の手のなかに渡された、 私は、いつもの、風の中にいて、、 どこか、あたたかいところへ、 ひとりしずかに、風を運び、、 わたしは後ろにいた、 このま…

<1962>「からだのつけ方」

なかにまぶされたんだな、 それから出てきたらいいからさ、、 ひとつで、ひとつで来てくれ、、 脈、脈のなかをアけて、 素直に、そのもとへころがれ、、 たれ、ここに姿を合わせて、 ここからはしばしまでのびてきて、 あとへあとへつぎ、 あとへあとへなら…