まれな仕方だ、
どこから生まれたかは知らないが、
なんともまれな道行きだ、、
私はただ彼方にひらき、
ここを泳ぎ、続く、、
あたしは静かな歩のなかで定着している、
この時刻のなかでかたまって、、
まともにひのなかを過ごしている、、
なにだかこの風景が、
次々に生まれて、
次々の泡へ、
しずかにわたるとも見えたのだ、、
通りを、ひとつの視線で、駆ける、、
あたしは怪しい、
なんとも細いささやきの渦に、
少しでうたれて、
少しでからまっていく、、
なにだ、かたい時刻か、
私はあなたのようにそうして遠くへきこえながら、、
この一量の手に、
しずかにうつる、、
は、さらいながらきたもの、、
底に映り、
なにとはなし、流れ、、
時間をざらざらと濁す、
そこの音をききました、、
疑惑と信はひとつですね、、
あたしはどこへ行くのか、
あたしは日常の手以外ではないのでして、、
その匂いはなにだ、あたりまえだ、、
日々の響きのなかにあたりまえに住み、、
水が真っすぐに流れる、
あれが、あたりまえにきこえて、、
ひとつふたつと来るのを、
受けていました、、
あれ響きから一散に来た、、
あなたがどこから生まれてきたかは知らないものの、、
通りをあたりまえに揺れてきた、
仕草があるのです、、
この道の繊維のなかに、、
私は、すこし、水を垂らして、
そのものの、やらかさ、変形を、、
今や、はっきりと見つめている、
命を否定する部分、、?
不思議な、
不思議な暗さに出ました、、
それはよろこびではないのに、
それは楽しさではないのに、、
ひとりそこにいて、
静かに呼吸が出来るところです、
不思議な様子に、
またヒも寄ってきて、、
なにがなにやら、分からないまま、、
この一量に、まぶされてくるのです・・・