<1978>「成す光の用」

 可能なだけ、、

 のばされて、形はそこにある、、

 そこが静かにひらいては笑っている、、

 あたしは、次々にのびてきていて、

 ほう、これがひとつの根だろうか、どうだろうかと、、

 緩やかな探りをする、

 ア、声が出てきた、、

 ひらたく流れるものもいままさにいる、、

 声の根の端にいる、、

 どぶるどぶるどぶる、、

 与えた、小さなヒの影に、

 あたしは住んでいました、、

 この、エイとかなにとかが、、

 切れて、

 あたしはまたそのなかごとへはいる、、

 ほうだら、ほう、

 な、ほうだら、、

 じねんに光を成しましょう、、

 

 エ、ひらたくする、、

 私はもとのままの姿で居ました、、

 ここはあたらしい、

 ここはものの白に過ぎていると思われる、、

 ひとつのヒだ、、

 あなたがた、隅へ、静かに生まれて、

 続々と、音が出る、、

 あら、あら、めまぐるしい、、

 それは高ですか、

 それは知られたことの内部ですか、、

 あたしは方途のなかにいました、

 知られたこと、

 この細い線のなかに居ましたよ、、

 揉まれて、

 うる、う、う、

 はは、ものとものとの正しい、、

 この接触のなかに、

 あたしは素直な様子で居る、、

 ア、出ましたね、

 どこから帰るのだろ、

 過ぎた葉、、

 わたしは根を掴み、

 そこで回転をする、、

 

 たたた、たた、、たた・・・

 あれ、公式の、

 不等号の、、

 長い姿ですか、、

 どこから生まれたのかしら、、

 ア、畳み、畳み、、

 また光の用へ、入っていく、、

 その印なのですか、

 あたしはまっすぐに触れた、

 これは、どこまでものびるに違いがない、、

 手のひら、

 奥の行進に、、

 ひとり目をやる、どゥ、と、印のなかが出るからさ・・・ア、