台に触れた、
ここから、さわぎなど出ようのない、、
もとへ、単簡に、、
響かせるかたわら、
私は、ア音を切れ切れに届けていました、、
ふわ、
よろけたところに光があり、
それは単簡に、
全方位を照らしていました、、
声は、
声はどこにある、、
どこに渡りながら生きるのです?
私はホウとただ並び、
そこで次々に、吹き返していました、、
オンジョウの只中に、、
居て、
私はひどくつまみを絞り出した、
あ、アの音だ、、
どこからかこぼれて、
私は隙間に、物事の通るのを、、
確かめて来た、、
あ、熱が、、
ひとりで生きてきていた・・・
あ、
私は肌のなかでより柔軟になるのか、、
どこからこの振動は来る、、
あたしはさらされたヒのなかで、、
じたいの響きを通す、、
あ、ヒの音、、
この音のなかに順に順に生き、、
ものの只中へ、
血になって巡りながら、
白昼の夢を見るのでした、、
だい、だい、だい、、
あア、過去だな、
剥がれたもののなかだな、
それはひそかに通過し、、
次々にたくわってゆくので、
また静かな眼をしていく、、
ここに自体で混ざる人の、
表情を通していくぞ、、
おい一体、これはどこまでゆくんだ、、
私は行方に浮かび、
この箱を通していく、、
や、や、あれたな、、
またいちじるしいその人の、、
ヒの光が、
漸次身体、
漸次ひとつの筋なのだな、、
という、、
数々の声、、
私はその筋の跡に、、
複数で、生まれてみたい、、
ヒに、寝そべるようにして・・・