<1991>「光線が、僅かに照れている」

 ひとつの矮星が呼吸した、、

 ただ時刻のなかで膨れ上がる、、

 私は、手を振って、

 今その物事のなかへ、

 身体をいれる、、

 身体はまた生まれる、、

 二重になってまた生まれる、、

 ひとつは光線、

 ひとつは照れ臭さ、、

 あたしはその透明な線の、

 小さな旗になる、、

 ねえ、、どうですかこの音と、

 温感のなかにいて、、

 うれしいですか、

 はい、非常に、身体が溜まるとでも、言えば良いか、、

 はげしくのびて、うれしいですね、、

 あ、なにかとける、

 身体のなかの、目覚めたばかりの内管が、、

 溶ける、静かに、

 ここは光線だから、、

 光線が、僅かに照れているから・・・

 

 あら、あたし、、

 それの水のなかで、続けて生まれたのかしら、、

 あル膜、、

 巧みな膜、

 等しい声の光線に、、

 私は皮膜を成します、、

 そのハタで生まれて、、

 目や、肌や、、触覚の、

 どうしても光線を、総合把握するかに見える、、

 あのひとつの態度なんだな、、

 私は肢体した、、

 僅かな時刻に、皮膚を垂らし、、

 飛んでいた、

 なにだな、

 なにだな、、綿の、、静かなやらかさ、、

 私は増の文字を、見つめる、

 

 一秒の文字すら、、

 小さな星の、呼吸の隙間から出た、、

 青さだったこと、、

 そこでも観測することが出来ますか?

 え、ええ、見えていますよ、、

 これは、この角度は、熱を出している、、

 私の袋の膨らみに、

 生き方を合わせてくれている、、

 そうですか、

 そこでの熱は綺麗ですか?

 ええ、とても、、

 私はこの袋の中が、、どこまでも温かいのを不思議に思います、、

 なにだ、はじいた、、

 計量機、涼しく仕事をする、、

 私は真面目な視線で混ざります、、

 は、(は)、、呼吸が、光線の影に・・・