島の上にいる、、
あたしはさらし、静かな、
風の中にさらされて、
ひとつの声を見つけた、、
それは、私の手のなかに渡された、
私は、いつもの、風の中にいて、、
どこか、あたたかいところへ、
ひとりしずかに、風を運び、、
わたしは後ろにいた、
このまえまであなたはただ裸だった、
ただ歩いているだけだった、、
ア、
母国の風がする、
アたしはここから漏れてきたんだ、、
長く生まれて、、
なにだか、あたたかいから、揉んできたんだ、、
線を引き、
ふたつに分かれ、、
コオドのなかに、漏れてくる、、
ア、
あたしの部屋だ、、
あたしのすぎていくこの場所だ、、
なにから、
外に生まれ、、
からだのなかに、次から、次へと、まぶしてくる、
粉をまぜてくる、、
それはいちど温度を持ち、
風の中に流れてきたのだ、、
ア、ア、
跡へ続くぞ、、
この方途の装いを続けるぞ、、
ア、ア、、
あたしの肌に、また、ヒが混じる、、
照らされ、照らされて、、
ひとつの糸のなかにあって巡るの、
巡るの(めぐるの・・・)
さらに声を鎮めて、、
声を頼りに鎮める、、
お前は浮かぶ音、
ぽっ、ぽっ・・・
ア、
語り出した記憶の仕草だ・・・
なんというからだのながれ、
なんというながれの方法だろうね、、
あたしは静かに、、
この光景をしらべ、
いちどきにここへ向けて、、ハを、、
ハヲ、ハを伝える、、
ながいながい響きに沿わせて、
しるしが、来れる、、
なにだなにだ、、視をまわし、、
このほろほろとこぼれる、、
さわがしいじかんのなかに、
ア、それは私のヒだ、ヒだ、と言う・・・