<1976>「組成のうちの光を」

 さア、肌に入れ、、

 どこからこの、垂れる存在を、、

 あたしはきいてきた、

 どこから流れてきていて、

 私は、アい、道をたださわる、、

 したら、温度、

 また流れてきてしまった、

 その長いささいな枝葉、、

 あ、ア、、ひとつ転がる、

 次々に巻く、次々に巻くのね、あなた、、

 わたしは形象、

 P、

 それから、ヨウ、

 それから、だらだらと流れる、、

 

 アい、

 ひとつそこに挟まって、

 ひとつまたそこに転がりながら、、

 わたしは探っていた、

 わたしは泡のなかをたれていた、

 ものと、おとの、遠い日に、、

 あれ、見え始めているものがある、、

 手を出しなさい、、

 あなたはハタで振るえているから、

 えい、えい、、

 同時に探れよ、

 あたしはふらりとする只中、、

 このハのなかに集まる、

 ね、誰なの、

 しらない、これは私ではないと思う、、

 私は、光なの、、

 しらない、光でも、、どこを差しているかなど、

 分からないままになる、、

 分からないままの泡が、粒が、、

 しらせる、

 このながれのなかをしらせる、、

 糸のなかをながれて、

 

 かわるがわるあらわれては、

 そこにいちりょうを出す人、、

 私はカーフィーのなかを覗く、、

 小さな揺るぎのなかの人々、

 私はただ振動しているだけだが、、

 ここは、少し、

 線の人が見える、

 なあ、ヒ、、

 なあ、点滅しているな、、

 どこからその人々が出る、

 組成が、静かに変更されて、

 まっすぐ前を見る、、

 あれは灯火、、

 わたしだかなにだか、、

 ただ、肌に静かに混じり、、

 ただうなずく、、

 おい、そこの声の人、、

 どこからもながれる人を・・・