2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

<2114>「糸は光と垂れる」

もののなかだ、、 私はかかわりを身体から落として、 すぐに生まれる、 すぐに生まれたら私はその場所で沈む、、 沈んだら、光線の束、 何事も通過させ、、 ひそかに生まれる、 ただはなやかな時刻へ来て、、 順番にあたしを見つめる、、 順番にふるえが来る…

<2113>「実の繁る日」

実の繁る日に、 私は太陽を呼んでいた、 身体ばかり外にはじけて、、 静かな輪の中で踊る、 さ、 静かなジニチへ駆けて、 太陽も集まろう、、 私は大きくなり、 そこここに手を振る、、 晴れる我ら、、 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中詩…

<2112>「記憶と汗と働く」

掛け声の静かに絶える場所に、 私は来ていた、、 物事を、 どこかに探しながら、 私は浮ついていた、、 身体が入る場所に、 次々に招待して、 ア、 いや、 軽く触れただけなのだ、、 しかし燃える、 ひとは時刻を持ち、 はてに立ちながら、、 とどまらず、 …

<2111>「水の下の日」

円に浮かぶ、あなたのものかしら、、 私は袖のなかで休み、 静かな時刻のなかへ向けて、 声を掛けている、、 なにか細い線だけが来て、、 私の方向へ、 身体だけ来て、、 わずかに揺れている、 ア、 心臓が、当たり前にいて、 こちらへ向かい、きこえる、、 …

<2110>「野球を見る」

子どものころからずっとプロ野球を見てきている。 見てきているのだが、そこに私の時間の流れがあり、見方の変化があり、面白い。 例えば、小学生の私なら、松井のホームランが全てであったりする。 興奮して翌日に、次の日に、親に、友達に、話すのはそのこ…

<2109>「喉は湿り、宇宙は揺れる」

きみは身体のなかで時間をかけていて、 私を招ぶ、、 なにだなにだひらたい世界、、 いえ、 いりぐちはあるよ、、 はしっていくせかい、、 からだが時間軸のなかでいくらも汗をかき、 走るよ、、 その方向の印を見つめるよ、、 あたらしいな、 汗だよ、、 あ…

<2108>「物の暗がりの複数性」

生まれてまもない、 暗がりの時刻を、 そっと見つめて、、 あたしはここに複数の粒があることを確かめる、、 無限に出ていて、、 あたしはその作法をきけた、、 ここにただあるなら、 私は触れて、、 液とおんなじになる、、 姿も知れて、、 際限もなく混じ…

<2107>「種に還る声」

身体は語る、触れる、 揺らぐ、 いま、ひとつの方向、、 あたしに火をいれる、見える、揺らぐ、、 ここから細い時間がはじまって、 次々に来る、 次々に出会っていく、、 私は夏のさなか、 また海から帰って来る、 まっすぐに見ている、 したにふれる、 熱が…

<2106>「色を得た連なり」

微弱な動きに当たり、 私はそれを吸っていた、、 それをまともにきいたまま、 あたしは過ごす、、 あたしはその回転のなかを生きた 途方もないという声がきこえた、 しかしこれはひとつひとつの振動でしかない、、 あたしはこごえ、 もののなかに混じる、 絵…

<2105>「私は湿し、生まれる」

火にあって、 火にないもの、、 わたしが言葉で誘いかけながら、 ここに回転するしかないもの、、 を、 私は取る、 自然とそのなかで眠れ、 声も確かめうる、、 静かな線に沿い、 あなたは言う、、 私はどこに来たのだと、、 私はどこかに来たのではなく、 …

<2104>「静かにものになる」

また片側から静かに声がする、、 あなたは細くひらいて、 この道に応答する、、 あたしは畳む、 なにか方向をきき、 わたしは畳む、、 この時間はどこにある、、 わたしは探るだけだけれど、 そのものを見て、 陽気に声を掛ける、、 身体は応え、 また日にち…

<2103>「声に水をしませ」

声のうちにはまり、 私はそっとその隙間から出ようとする、、 あたしが絡まり、 そこからいくらも声を出そうとする、 ア、 あなたが地面から真っすぐに生まれていたことは、 このように、 私の線を通してきこえる、、 たくみな時間だね、 頬を出し、ふるえた…

<2102>「身体のなかに線を招ぶ」

あたしは他の身体になる訳にはいかず、、 ここで線の先まで目一杯振るわせて、 緊張しているのだけれども、、 あなたはどうだ、、 ひとつひとつの掛け声がここに眠る、、 なんでか、 時間が違うだけで、 誰にも会わないのが、、 当たり前なのだけれど、、 ひ…

<2101>「静かに生まれた者たち」

根にさわる感覚、、 私はそこで巻き、 いくつもの声を畳む感覚を得る、、 なにだか、 じりじりとした響きがたって、 この正面にもきこえる、、 あなた、 そんなところで声をして、、 なにの渦を作ろうとしているの、、 私には分からない、 ただ渦から声がす…

<2100>「手で、太陽を聞き」

ひとつの火を取る、、 これはこれで私は興奮し、、 その他の絵のなかからも、 あたしは生まれる、 単純な声がする、、 生まれた場所に還って、、 何かを伝えようとする、 一筋の言葉が漏れる、、 ア、 あんなに響きって、 遠くまできこえるものなのか、、 私…

<2099>「板にひとりで立つ」

私はこの接近に対して、、 どう身体をもっていたらいいかが分からない、 もっとくれろ、 水でも、なにでも良いから、 そうして宇宙から転落し、、 私は水へ合わさってゆく、 そっくりその響きをきけて、 なにだ、 次から次へと私の外に音が出ていく、、 ア、…

<2098>「円時の簡明な声」

揺れの行方がどこまで続くのか、 はっきりとは分かっていないときに、、 私は外へ染み出る、 私はいつかこの声のなかへ出てみる、、 ア、 半分は身体なのに、、 順番に流れて、 ア、 うたいがここにきこえたままだという感じがする、 身体はホウけて、 ここ…

<2097>「日に浮かぶものを入れて」

その姿がどこまでも膨らんでくる、、 あたしはじっと見ているしかない、 ア、 正面にきこえて、、 あたしは遠くへ通ずる、、 なにだか分からないけど、 次から次に増えてきて、 この通路に溢れる、、 私は平気な顔をして、 ここを踊る訳だけれども、、 なん…

<2096>「水の日の音」

アルヒの朝私は目覚めて、、 ここはプウル、 深度と言える場所でアルと気がつく、、 私はこの水のヒ、、 に、 ひそかに応える、 ラ、プウル、 ラ、ポオル、、 など、、 水の腹に私は、声を溶かした、 声をひそかに落とした、、 からだから響きが去り、 私は…

<2095>「生きる線は、ヒのなかに起こる」

あたしはほうとひとこと述べて、、 この身体時にいそいで帰ってくる、、 なにだ、 誰がいた、 この透明な道に誰がいた、、 私は陽を見つめ、 身体を外に届ける、、 順にきこえていくもの、 身体がこれだけあり、 私はとびあがる、、 しょうたいされるだけ、…

<2094>「傷から葉が醒める」

いつからか持ち合わせてきていた身体が、、 ここでどこまでも浮かび、 あたしは最後辺りに、、 その、ものの印を見る、 あたしは正面に立って見る、、 身体が、どこまでも増え、 傷があり、 ひらくと、、 素直に光線として出てくるのだ、、 身体が束になって…

<2093>「へばりついた身体」

おそろしい、、 私はこんなヒに生まれていたのか、 次々に身体が来て、 私に応える、、 こんなヒに来ていたのか、、 ア、 無邪気に通い、、 私の姿勢をとらえる、、 身体は複数になり、ふるえ、、 徐々に全時間を掴みはじめる、 ア、 この身体のなかに居て、…

<2092>「白い線が、細く振るえる」

はなれている、 私はどこか遠くの方にいて、、 この時刻のなかでふらふらと過ぎる、、 私は身体ごと外へ向かう、 まっさらな空間を見て、、 どこに過ごすのか、 この人生の人、、 あたしは迷い、 身体が次々に浮かんでくるように思う、、 私は糸を吐き、 ど…

<2091>「灰は駆ける」

また灰の時日に、 あなたはあらわれて歌っている、、 灰は駆け、 ここからいくつもの響きをきいて、 続々とこの方向へ、立ち上がってくる、 ア、 身体がいたな、 私はものの最後にいた、、 最後にいて、 この身体を用意している、、 浸透する、 まるで曇りの…

<2090>「おそろしい渦」

ころがるヒのただなかにひとりでいた、、 私は歩き、 印を数え、、 見事に畳まれる、、 ア、 しずくがひろがるのだという気持ち、、 どこまでもただひらけていくのだという気持ち、 おそろしい、、 ひとつの現場で、 なにやら回転していることは、、 どこま…

<2089>「汗は土のなかでうたい、揺らぐ」

言葉のない眼で、 存在の底を見つめられると、、 私はかたまった、 ア、 そのまま天を仰ぎ、時刻を仰ぎ、、 次々に生まれていたものが見える、 私は振るえ、、 この幅にあるいくつもの色にそうていく、、 ア、 新しい振動の世界、 身体がどこまでも浮かび、 …

<2088>「身体をヒに合わせる」

あるいはそこに、垂れ下がる、、 ワ、、 一枚一枚の風景を確かめて、 下がる、下がる、、 ア、 こんなところにいる、 ただのびる時日の場所にいる、 揺らぐ、、 身体が徐々に集まって、 ものをききながら、 そっと来る、、 そっと来たらいい、、 離れた地平…

<2087>「内外の声のなかで」

この、当たり前の身体に、 次々入ってくるあなたの様子などを見て、、 どこまでもはしゃいでいた、 私は生まれたいといっても過言ではないくらいに、 この場へ生まれたがっていた、、 そこにあなたの姿がきこえ、 私は方法を見る、、 あ、 なんていうヒだろ…

<2086>「ふたつの、ヒの視線を容れたら」

まだあなたがいるところは振動だから、 それに静かに合わせて、、 私は自を振るう、 なぜかそこにいるもの、、 そこにいて、 ふわりと身体が浮かぶものに、 姿を合わせる、、 あたしはしびれて出でて、 そのままゆっくり、 身体の枚数を数える、、 なにだ、 …

<2085>「繊維はまた、太陽を数える」

ん、 地道な運動のなかに、、 その繊維の興奮を見つけた訳ですか、、 ははあ、、 私もその空気の一部を吸いました、、 あなたは当たり前に晴れてくる訳ですか、 どこからともなく、 そんなことはまったく知らなかった訳ですけれども、 なにかとてつもない、 …