あたしは他の身体になる訳にはいかず、、
ここで線の先まで目一杯振るわせて、
緊張しているのだけれども、、
あなたはどうだ、、
ひとつひとつの掛け声がここに眠る、、
なんでか、
時間が違うだけで、
誰にも会わないのが、、
当たり前なのだけれど、、
ひどく不思議に思える、
あなたは持っている声をどこから通したの、
私はきこえるけど、
あなたの声がきこえるけど、、
きっと違う太陽は知らない、
あなたの揺らぎみたいなものが、
真っすぐに伝わってくるのだけれど、、
私はこの日にちにどう応えたらいいのだろう、、
照っていくあなたの、
なかに紛れて、
今日も眠る、、
私はホウとして、
身体のなかに線を招ぶ、、
それはあたたかい、
黙っていてもあたたかい、、
こんなに生まれてしまって、
なんだか嘘みたいだな、
あなたはそう言います、、
私もそう思うんですね、、
時刻のなかでひとり興奮しているの、、
それは分かるでしょう、
あなたの皮膚が何回にも分けてあたたまる、、
私は驚いていた、、
こんな時刻に堂々と来れてしまっていて、
どこまでも堂々と驚いて行けて、
なんて丁寧な時刻なのだろう、、
日が溜まる、
ア、
あたしのヒの姿、、
随分と増えて、
それからさわぎ出す、、
いくらも過去から流れ出す、、
手をソエる、
なんでもないものなんだ、、
あたしがこうして歩いた地面の記憶などというものは、
本当になんでもないものなんだな、、
と、
ひどく眠りかけ、
ひどく声をわたし、、
私はその声のなかまでよく見えるように、、
さなかへ向かって、
身体を流した、、
ぜろの日になるように、
どこまでも流してみた、、
私はこんなところで華やいでいました、、
目一杯のヒに当てられて、嬉しさで・・・