その姿がどこまでも膨らんでくる、、
あたしはじっと見ているしかない、
ア、
正面にきこえて、、
あたしは遠くへ通ずる、、
なにだか分からないけど、
次から次に増えてきて、
この通路に溢れる、、
私は平気な顔をして、
ここを踊る訳だけれども、、
なんともおそろしいではないですか、
と、
実に当たり前の声を出してしまう、、
これだけの変化を場所に知らせて、、
あなたはついついここで声をさわることになる、、
なんだろうね、
さわりえた、、
その時日に対してこの印をさわりえたぞ、
ということ、
いつの日かからだもこぼれて、
遠くの私たちに、、
その音がきこえているはずです、、
あ、
なんだかはっきりと生まれたようだな、
私は戸惑って、
その驚きの数を避ける、、
あたしは正面にいましたよ、
どう駆け出すのかは分からないまま、
その正面にいました、
あなたははっきりきこえましたか、、
あたしは指を触り、
この表面に浮かんでくる、、
それぞれの時刻を、
順に含んでいく、
はっきりとした、
声の影で、、
あなたの時間が揺れているのが分かる、、
その揺れに対して私は、
さびしく笑うことしかできまい、、
はっきりそこに印があって、
どうにもこうにも、
口をひらいていたとしても、、
私はただそれを見つめることしかできない、、
柔らかいのに、
からだのすべてをあてて、、
私は数える、
ここが一切の名だ、、
あ、
細い道にはじまり、、
あなたは誘う、
この振るえた線の日、、
身体は出て、
いくつもの空気を吸う、
まだこの域内に過ごしていられる・・・